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2021年03月09日

NADA、サッカー選手たちの鎮痛剤摂取に警鐘

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 NADA(アンチ・ドーピング機構)が行った調査の結果、サッカー選手における鎮痛剤の服用で由々しき事態が明らかとなった。

 2015年から4シーズンにわたり男女のサッカー選手の調査を行ったところ、平均で3人に1人が試合前に鎮痛剤を復調していたことが判明。これはこの期間のドーピング検査8344例を参照したもので、月曜日に「ドイツスポーツ医学誌」にて掲載。

 当初は国営放送ARDのドーピング編集部と調査プラットフォーム「Correctiv」が報じたものであり、NADAへと調査を促す形で今回の調査結果へと至っている。

 ドーピング検査前には、具体的にどの痛み止めを摂取したのかを報告する義務があるため、具体的な調査を行うことは可能となっており、男子の1部、2部、3部ともに同数の鎮痛剤が摂取されていたことも判明。

 加えてノックアウト方式のドイツ杯においてはその摂取量が増し40%にまで跳ね上がっており、これは女子サッカーにおいても全く同じ数字が確認できる。なおユースでは14%のみという状況だ。

 特に多かったのがイブプロフェンで、次いでジクロフェナク、、パラセタモール、エトリコキシブの順となった。ちなみに服用頻度や強さなどについては、特に質問はされていない。

 NADAのゴッツマン代表は選手たちのためにより知識を身につけていくことの必要性を訴え、胃、腎臓、心臓など、臓器に対する鎮痛剤からのダメージについても訴えている。
 


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