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2021年05月04日

ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所へ、ケラー会長とクルティウス事務局長の判断を仰ぐ

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ドイツサッカー連盟によれば倫理委員会が、フリッツ・ケラー会長によるいわゆる「フライスラー発言」を審議した上で、スポーツ裁判所にそれを提出し判断を仰いでいるという。なお審議の結果について、特に明かされてはいない。

さらにフリードリヒ・クルティウス事務局長に対しては2件について判断を仰いでおり、「1つはケラー会長のオフィスマネージャーを略式解雇した経緯と手続き」について。「2つめはケラー会長からの手紙(中略)をクルティウス氏がメディアアドバイザーに渡したことに関すること」。こちらについても、倫理委員会の審議内容について明かされていない。

ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、フリッツ・ケラー会長の問題について、ユーロの前には解決したいとの考えを示した。これは裁判長のハンス・E・ローレンツ氏はドイツ通信社に対して明かしたものであり、「5月後半になる」とのこと。また改めて今回の事態について「前例のないケースだ」と同氏は語った。


共に数年にわたって現職を務めてきた両名は、日曜日に行われた地域サッカー協会代表者による臨時会議にて、信任の取り消しと退任要求を受けており、クルティウスは間接的ながら受け入れる姿勢をみせたが、ケラー氏は沈黙を保ったまま。

ただ仮に両者ともに退任とならなければ、ドイツサッカー連盟の理事会が判断を下すことになり、その見通しはまったく立たない。だがいずれにせよ今回の勝者であるコッホ副会長が、圧倒的な勝利をおさめるような情勢にはないことも確かだ。


 その一方で、僅差で信任を得ていた財務担当のシュテファン・オスナブリュッゲ氏については、次回の再選に向けて立候補する可能性は低いようだ。SIDの情報によれば前述の会議中に退任を示唆。その後に投票が行われたという。

 これでペーター・ペータース氏を含む5人の首脳陣のうち、3人に退任の可能性が出てきたことになるが、SIDによればコッホ副会長については、特に退任を考えているわけではないようだ。
 


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