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2021年07月05日

テデスコ監督がフリーの状況にも「全く問題ない」と考える理由

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 最終的にはロシア・プレミアリーグ2位という成績をおさめ、自らの決断でスパルタク・モスクワを後にすることを決断した、ドメニコ・テデスコ監督。かつてシャルケをチャンピオンズリーグへと導いた指揮官は、現時点でもなおフリーという状況について、「全く問題には感じていない」との考えをkickerに対して明かしている。

 2019年3月にFCシャルケ04を退団した後、テデスコ監督は次のタスクへと臨むための英気を養うのに、数ヶ月の時間をかけていた。そして今回スパルタク・モスクワを後にし、すでに数週間が経過しているが「クラブのために投資し、最大限の情熱をもって仕事に臨むと、しばらくは休養が必要になるものだよ」とコメント。

 だがそれは決して、シャルケでの20ヶ月、そして今回のモスクワでの19ヶ月と、そのエネルギーが2年ごとに切れてしまうという意味ではない。「シャルケでの最後の方でも疲れていたということはないし、それはスパルタクでも同様だ。シャルケでは4年契約を結んでいたが、スパルタクでも同様に更に継続していくことだってできたよ」

 そしてそれは新天地での継続でも構わなかっただろう。「非常に魅力的なもの」も含め、テデスコ監督はオファーに困ることはなかった。「モスクワでの1年半の間にも、海外はもちろんブンデスからも問合せはきていたよ」とドイツ人指揮官。「しかし私にとっては、契約終了までにしっかりとスパルタクにコミットすると明確に決めていた。12月には実際にそう言葉にもしているよ」

 そして2018年ではブンデスリーガにて準優勝、そして2020年にはロシア・プレミアリーグで準優勝を果たしたテデスコ監督とって、このフリーという状況は「まったくもって問題のない」ことであり、「スパルタクには家族のことを考えて延長しない考えを伝えていたんだ。その後にすぐに他のクラブと契約するわけでもないし、それは失礼というものだよ。私は決してそのようなことはしない人間だ」と強調している。
 


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