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2021年07月06日

ラングニック元監督、「4つの柱」掲げエージェント会社を設立

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 15年のレーヴ時代に幕を下ろしたドイツ代表、ブンデス2部降格を喫した名門FCシャルケ04、セリエA準優勝へと返り咲いたイタリアの名門ACミラン。これまでラルフ・ラングニック氏を巡っては、様々な場所で監督就任の話題が浮上していたものの、しかしがら最終的に同氏がたどり着いた結論は、エージェント会社の設立だった。

 南ドイツ新聞に対して、同氏は「4つの柱に基づいた会社を設立する」と発表。それはつまり選手のみならずコーチ、監督、そしてスポーツディレクターもサポートしていく「クラブビルディング」という発想であり、そのためにラングニック氏が培ってきた豊富な監督、マネージャーとしての経験が活かされていくと考えているところ。

 だがその一方でこの会社を大きくしていこうという野心をもっているわけではなく、そのモットーは「小さいながらも力強く」だ。「長い間この業界に積極的に関わってきた人物が、代理人の役割となってこういうサービスを提供しているという話は聞かない。ただこれはビジネス的アプローチでキャリアを促進していこうというものではなく、選手、コーチ、マネージャー、プロフェッショナルたちの実質的な育成を目的としている。サッカーにはこういったキャリア向上ための伸び代がある」と説明。

 実際に様々な国のコーチから、ライプツィヒでのモデルについての問い合わせを受けており、「今は指導者や育成者のような存在」として捉えているとのこと。実際にロモティフ・モスクワより「4ヶ月前に現状分析を依頼され、それに関するプレゼンも行った」というラングニック氏は、改めて「これから我々が提供していく総合的サポートによって、サッカー界へと確かなものを還元できると思っている。この職務から再び私が離れると思えるには、よほど特別なオファーでもこない限りないと思うよ」と語った。
 


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