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2021年08月12日

ブンデス全18クラブ:今夏準備期間のウィナーたち

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【1.FSVマインツ05:ヨナタン・ブルカルト】
 今夏はU21欧州選手権にて優勝を果たし、東京五輪参加を見送って準備期間で打ち込んできたオフェンシブマンは、今季最初の公式戦となったドイツ杯初戦にて2得点をマーク。延長戦での勝利に大きく貢献するなど、アピールをみせているところだ。

【VfLヴォルフスブルク:浅野拓磨】
 パルチザン・ベオグラードからブンデスに戻ってきた日本代表FWは、機動力と俊敏性に優れたウィンガーとして、新天地でもさして順応に時間をかけておらず、開幕戦となるヴォルフスブルクでの先発出場は確固たるものとなっているだろう。

【アイントラハト・フランクフルト:イヴェン・ヌディカ】
 昨季まではヒンターエッガーの代わりとして3バックの左に配置されていたものの、グラスナー新監督は中央にヒンターエッガーを固定。ヌディカは左側での位置を確かなものとしているようだ。

【アルミニア・ビーレフェルト:ファビアン・クロス】
 とりわけオフェンスで大幅な入れ替えを行ったなかで、カルト的人気を誇るベテランFWはここまで順調に過ごしており、様々なフォーメーションの可能性がある中で、今は決して外せない存在となっているところだ。

【1.FCケルン:ヤン・ティールマン】
 今夏より就任した新監督が求めているものの多くを、この19歳のFWはもたらすことができている。精力性と気迫をもって、プレスにも良い取り組みをみせてはいるのだが、ただ正確性という部分では、もっと改善の余地がみて取れる。

【ヘルタ・ベルリン:ダヴィー・ゼルケ】
 ここ数年は不遇の時を過ごしてきた大型FWは、今夏にブレーメンから戻ってきた時には今後は全く不透明な状況へと追い込まれていたものの、昨季終盤から就任したダルダイ監督の期待に応え、準備期間の7試合で9得点をマーク。ドイツ杯初戦でも決勝点を挙げるなど、現在は一躍CFの1番手に躍り出ている。

【VfBシュトゥットガルト:アタカン・カラソル】
 昇格を果たした昨季はバックアップ以上の役割を得られない日々が続いていたカラソルだが、遠藤航の五輪参加、オレル・マンガラの負傷離脱でチャンスで掴み、今季最初の公式戦ドイツ杯初戦で先発すると、そこでも好パフォーマンスを披露することに成功している。

【ボルシア・メンヒェングラードバッハ:ジョー・スカリー】
 米国から来た18歳の若武者は、ラミー・ベンセバイニの負傷離脱により、今季最初の公式戦ドイツ杯初戦で先発出場。両サイドでオプションとなる器用さも持ち合わせたスカリーについて、ヒュッター新監督は「18歳ながらフィジカル的にも、かなりいいものがある」と評した。

【FCアウグスブルク:フレデリク・ヴィンター】
 デンマークからきた若武者は、CB陣の相次ぐ離脱でチャンスを掴むと、 カリアリとのテストマッチで活躍。ドイツ杯初戦では得点もマークしてみせたが、ただこれからはまず、帰するハウウェーレウ、そしてウドゥオカイの後塵を拝することになるだろう。

【SCフライブルク:ヤニク・カイテル】
 ザイアー競技部門取締役が「トップタレント」と大きく期待をかける21歳のMFは、自身も「ここには主力になるためにきた」と宣言したその言葉通り、クラブ史上最高額で獲得したバプティステ・サンタマリアを差し置き、先日のドイツ杯初戦では先発出場を果たしている。

【VfLヴォルフスブルク:リドル・バクー】
 もはや外すことなど考えられない存在だ。むしろ右サイドバックとしても、中盤としてもみせるそのパフォーマンスから、むしろ「2人目のバクー」が欲しいくらいだ。

【グロイター・フュルト:ハンス・ヌノー・サルペイ】
  非常に状態がよく、アグレッシブに、食らいつくその姿勢で、この準備期間はアピールを展開。ボランチとしても、そしてセンターバックとしても、いずれも先発候補となる選手だ。

【バイエルン・ミュンヘン:タンギー・クアッシ】
 移籍初年度は2度の重傷に見舞われた若き才能だが、今夏の準備期間ではそのポテンシャルを発揮。金曜日に迫ったブンデスリーガ開幕戦でも、おそらくは同国フランス出身のダヨ・ウパメカノと共に、センターバックコンビを形成していることだろう。

【TSGホッフェンハイム:デニス・ガイガー】
 将来を大いに嘱望されながらも、これまで負傷に泣かされ続け、最近では大腿の腱を手術した中盤の要だが、ただその中でも昨季は本来の姿への兆しもみせており、どうやら今シーズンではその戦術理解度、アグレッシブさに加え、よりアスレティシズムとキレが増してきたようだ。

【バイヤー・レヴァークーゼン:ジェレミー・フリンポン】
 今冬に加入するも、先発4試合に止まった同選手だが、今季は選手層の薄さも手伝って、まだ守備面で課題を残しつつも、今は右サイドの前後にてファーストオプションとなっているところ。ただ奮起しなくては、この状況がいつ一変してもおかしくはない。

【ウニオン・ベルリン:アンドレアス・フォーグルザマー】
 ビーレフェルトから加入した新戦力は、ここまでの準備期間で4得点をマーク。ドイツ杯初戦でも先発として精力的なパフォーマンスを披露していた。そのパワフルかつダイナミックなスタイルは、まさにウニオンにマッチしたものだといえるだろう。

【RBライプツィヒ:モハメド・シマカン】
 仏1部ストラスブールから加入した若手CBは、膝の負傷で半年間実戦から離れていたことを感じさせたいパフォーマンスをみせており、マーシュ新監督体制の初公式戦となったドイツ杯初戦でも、クロスターマンを差し置いて先発出場を果たしている。

【ボルシア・ドルトムント:マフムード・ダフード】
 昨季後半戦でみせた猛烈な追い込みを、ダフードが中盤で支える存在になろうとは、予想した人はいなかったはずだ。そして契約延長を結んだこの夏も、その勢いは止まることなく、対人戦に積極的に挑み、精力的で、キープ力と創造性もみせている。
 


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