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2021年08月14日

ザイファート氏の後任:ブンデスリーガの次期代表にホプフェン氏

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 昨年10月末にクリスチャン・ザイファート代表取締役が、2022年夏までの契約を更新しないことを発表し、それからその後継者探しが続けられてきたが、それから1年弱が経過し2022年1月より、ドナータ・ホプフェン氏が代表取締役へと就任することが明らかとなった。また規定により同協会役員会のスポークスマンも兼務する。

 2014年にドイツで「メディア・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した経験をもつ45歳のホプフェン氏は、アクセンチュアにてキャリアをスタートさせ、その後アクセル・シュプリンガー社を経て、ビルトグループの取締役などを経て、現在はボストン・コンサルティング・グループ傘下にある、BCGデジタル・ベンチャーズにて勤務。

 ペータースDFL相談役会会長は「ドイツサッカー界最重要ポジションにふさわしい人物」と評し、「この変化の時代でブンデス1部、2部クラブの利益のため、そしてブンデスを成功への未来に導くため」に、「メディアとデジタル化における優れた経験」などを活かすことを期待した。

 一方で年末に契約解消となるザイファート氏については、その後も後継者への助言などサポートを行なっていくとのこと。ザイファート氏は2005年から就任した後、TV放映権料の収入を格段に上昇させるなど、その交渉術や手腕は高く評価され、特にコロナ禍においてブンデスリーガが、他のリーグよりも経済的打撃が少なく、またその衛生コンセプトは国内外に渡り多くの模範にもなるなど、1つのレガシーを残したといえる。

 ただそんなザイファート氏をもってしてもなお、解決仕切れなかった様々な問題へホプフェン氏は臨むことになり、とりわけ国際競争力という観点からの50+1%ルール、TV放映権料の公平分配、ドイツサッカー連盟との関係性など、多岐にわたる高いハードルが待ち構えているところだ。
 


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