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2021年09月13日

クローゼが血栓症を克服、「現役時代の信条」を胸に監督の道へ

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 病を克服したミロスラフ・クローゼ氏が、プロサッカーでの初監督就任に向けて、準備が整ったことを明らかにした。今年の5月に血栓症を告げられた時には、「少しショックを受けた」という元ドイツ代表FWは、それまで務めていたバイエルンのAC職を契約満了に伴い退団。デュッセルドルフなど、監督としての誘いに全て断りを入れる形で、回復のため休養をとることを余儀なくされていたのだ。

 だがそれから4ヶ月あまりが経過し、すでに血栓症を克服したワールドカップ歴代最多得点記録保持者は、「また全てが順調に戻った。もう特に違和感は感じなくなっている。1ヶ月半ほど前から、またなんでもやれるようになっているんだよ。サッカー、テニス、ランニング。医師からの許可下りているんだ」とコメント。

 さらに月曜発売のkicker誌のインタビューにて、「完調を果たした」と宣言する背景には、「2人のそれぞれの専門家の下を訪れて」の確認があり、「全てがこの上ないもので、ようやく再スタートを切ることができるよ」と話すなど、その表情は明るい。

 しかしながらその一方でまだ、プロサッカーチームの監督として、どこでそのスタートを切るかについては不透明となったままだ。「特にそのためのガイドラインを設定しているわけではない。とにかくマッチしたものじゃなくてはならないし、良い感覚を覚えられなくてはいけない。それからスタートを切ることができる」とクローゼ氏。

 「僕にとって重要だと思うことは、現役時代にも重要だと思っていたことでもある」と語ったクローゼ氏は、「つまりはチームプレーヤーの1人であるということ。だからこそ監督としてその1人でありたい。選手として僕は1歩1歩、頂点に向かって上っていったけど、それを僕は監督としても果たしていきたいと思っている」と、決意を語った。
 


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