ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2016年10月15日

ドイツ代表、ベテランと若手で意見が割れる

Germany
.ドイツ代表
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


先週土曜日に敵地アムステルダムにて行われたネイションズリーグ第2戦オランダ代表戦。この試合で0−3と完敗を喫したドイツ代表は、明日火曜日に再び敵地パリで行われるフランス代表戦に向けて、大きなプレッシャーにさらされることとなった。特に今回の敗戦は再建をはかる上で大きな痛手となったが、しかしこの試合についてドイツ代表の選手たちでは異なる意見が口にされている。

 kickerに対して、マッツ・フメルスは「そこまで批判されるような内容ではなかったと思う」とコメント。「今の所はプレー自体、そして姿勢についても決して悪いものではなかったさ」と強調、その上で守備の要は決定力不足、2失点を重ねた場面、そして周囲からの「リスペクトに欠けた」声に苦言を呈した。「僕たちはいいチームだし、できる限りのことを尽くしている。でも時にはまるでアマチュアのように扱われることもあるんだ」

 さらにトニ・クロースも「いい時期も悪い時期もある。別の流れにいくときはくる。そのためには取り組み続けていかないと。あまり言われることはないだろうけど、いいところだってあったんだ。今日の試合の中からいいフィーリングは持ち帰らないとね。そしてフランス代表戦でいい戦いをみせたい。ただ結果はそういう内容ではないけどね。それは確かさ。 」とコメント。

 しかしこれと異なる意見を展開したのが、昨夏に主将としてコンフェデ杯優勝を達成したユリアン・ドラクスラーであり、「もしも得点を決められていないにも関わらず、うまくやっているというならばそれは嘘をついていることになるだろう。僕たちにはあまりハーモニーも、相手をあっと言わせることができていない。創造性もリスクをかけていくという姿勢にも欠けていると思う」と指摘。

 「僕たちがプレーをしているのは、ボールをもってそしてロストした時までだ。そしてカウンターを食らっている。こんなことを繰り返してはならない。これを続けていたら、僕たちは早く軌道修正をはかろうという目標を達成できなくなってしまうよ。ただ0−2とされたカウンターの場面については、ロストをしてしまった自分自身のことを省みなくてはならないけれども。」との考えを示している。

 そして同じく若手のジョシュア・キミヒも「悪くないプレーをしているのに、幾度となくチャンスを活かせずにセットプレーでやられてしまった。パフォーマンスについて良いことを言いたいのであれば、まず決してミスなどゆるされない。毎回同じ負け方をするなら、決してそれは偶然なんかじゃないんだ」と同様の見方をみせつつ、「でも全てが悪いというほどではない。むしろちょっとした部分なんだ。」とも述べ、「クオリティはあるけど、こういうミスをしてはなかなかそれを発揮できないというものだよ」と言葉を続けた。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報