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2018年03月24日

バルサで飛躍遂げたテル=シュテーゲンに、レーヴ監督「人間として一回り成長した」

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およそ6年前にマーク=アンドレ・テル=シュテーゲンは、ドイツA代表デビューをはたした。しかしユーロ2012開幕直前に行われた、そのスイス代表戦では、テル=シュテーゲンはミスを露呈するなど5失点を許しほろ苦いデビュー戦に。それからしばらくの間は、そのことを引きづる結果にもなってしまったのだが、しかし今はそれを忘れることができるところまで上り詰めてきた。今のテル=シュテーゲンは、ドイツ代表監督ヨアヒム・レーヴ氏から、ワールドクラスの選手の一人として評価を受けるまでに成長。ただし実際に今回のワールドカップで出場できるかについては、あくまで主将マヌエル・ノイアーの復調経過次第という側面はあるのだが・・・。

そんなノイアーは水曜日に、代表メンバーの下を短時間ながら訪問。今回は不参加となるのだが、木曜日の会見の席でもやはり、話題の中心はノイアーとなっていた。確かに今週にも負荷を100%のところまでかける予定にあるとはいえ、まだ大会までに間に合うかについては不透明となったままだ。それでも質疑応答の機会さえあれば、やはりこの話題が出てくることになり、それは代役をつとめるテル=シュテーゲンにとっても例外ではない。

これまでノイアー不在の間で、ナンバー2の座を確固たるものにした同選手は、スペインのマルカ紙より「グラブをつけたメッシ」と評されるほどの活躍を披露。コンフェデ杯でも好パフォーマンスで優勝に貢献しており、今回の会見の席でレーヴ代表監督は「いい成長を見せている、いい雰囲気をもっているよね」と賞賛の言葉を送っている。

そういった賞賛の声を受けるだけの選手であることは、この日20分に渡って行われた会見の席でも見せつけており、CLやリーグ戦にてゴール前で見せる圧倒的ま雰囲気を醸し出していた。そしてその上で、ノイアーの復帰を「希望する」ことを改めて強調しており、その理由について「彼がこのドイツサッカー界のためにみせてくれたことをリスペクトしているんだ」と言葉を続けている。

公の場で、テル=シュテーゲンが守護神の立場を求めるような発言をすることはなかった。ただそれを担えるだけの逸材であることは、いうまでもなく、グラードバッハ出身の若手GKは、バルサへの移籍以降ひとまわり大きな成長を果たしており、CL制覇や2度のリーグ優勝から得た自信は大きく、今季も公式戦38試合中実に23試合で無失点を記録するなど力強い活躍をみせているところだ。「いつでも僕はいけるよ」


 


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