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2018年06月17日

ドイツ代表レーヴ監督がドラクスラーを賞賛、初戦で先発か

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ワールドカップ初戦メキシコ戦を前日に控え、ルジニキ・スタジアム内で行われたプレスカンファレンスを見る限り、ユリアン・ドラクスラーヨアヒム・レーヴ代表監督は完璧に意思統一をはかれているようだ。

ユリアン・ドラクスラーが先発出場する可能性について問われると、選手自身は監督が決めることとだけ述べ、一方のレーヴ監督は前回コンフェデ杯で主将を務めた元シャルカーを惜しみなく賞賛、左サイドとして先発起用する考えを、ドイツの国営放送ZDFに対してほぼ確定的に認めている。

「ユリアンは、コンフェデ杯において、さらに大きな飛躍を遂げた。選手として常に彼のことを評価していたし、彼のもつ能力はお気に入りではあったのだが、しかし主将として若いチームを1年前に率いたことによって、さらに大きな成長をみせることができたと考えているよ」

そのためレーヴ監督は、「彼が今回のワールドカップにおいて、重要な役割を果たす可能性がある」と考えており、「チームが必要としているものをもたらしてくれる選手だ。その点を評価している」と言葉を続けた。

どうやら準備期間ではより良い立場にあると見られていたマルコ・ロイスについては、おそらくはジョーカーとしての役割を担うことになるだろう。

そんな指揮官からの賛辞を受け、ドラクスラーは自らにプレッシャーをかけているようで、1年前のコンフェデ杯準決勝メキシコ戦で4ー1で勝利しながらも「これは別の大会。僕たちは別のチームだし、まったく違う試合になると思う」と述べている。

さらにコンフェデ杯では主力を温存して臨んでいたことも忘れてはならないが、ドラクスラーは「このチームは経験豊富だ。いい準備ができると思うし、なにか助言を僕がしなくてはならないとも思わない」と指摘。

「みんなメキシコ戦に向けてしっかりと意識しているし、一丸となってプレッシャーをかけてくるチームだということもわかっている。でも自分たちのプレーをするなら、そして自分たちのクオリティを発揮できるのであれば、僕たちは勝利を収めることができるとも思うよ」

そう語るドラクスラーからは、初戦に向けた自信と集中が見て取れており、決して1年前のコンフェデ杯の結果も、ドイツ代表が南米勢に対してW杯で非常に相性がいいことも意識してはいないようだ。

「過去がどうだったかなんて、なんのあてにもならないさ。そういうものは、いつか変わる日がくるものだからね」


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