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2018年06月22日

ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ氏「言い訳を探すようなことはしたくない」

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現在ドイツ代表にいる選手たちの中で誰一人として、ミロスラフ・クローゼ以上の経験を積んできた者はいない。これから絶対に勝たなくてはならない決戦に臨むドイツ代表だが、現在はアシスタントとして参加中の同氏は「今まででそういう試合を思い出すと、僕にとっては2001年のウクライナ代表戦かな」と語った。

日韓ワールドカップへのチケットをかけ、ウクライナ代表とのプレーオフに臨んだドイツ代表は、初戦を1−1で終えて、第2戦をホームのドルトムントで開催。クローゼ自身は足首の負傷で欠場となったのだが、W杯予選敗退という危機について「これほどまでにプレッシャーがかかった試合をみたのは、あれがはじめてのことだったね」と振り返っている。「でもそのなかで僕たちは、最高のプレーをみせることができた」と述べているように、その試合でドイツ代表は4−1で勝利。「土曜日もとてもボジティブにみているところさ」と言葉を続けている。

なお今回の相手はスウェーデン代表となるのだが、勝つよりも負けないようにしなくてはいけないという意識が働く恐れについては「僕自身、そういう言い訳じみたことを考えるのは好きじゃないんだ。審判がどうだとか、ピッチが長すぎるとか。どういうプレーをするかが大事なことだろう?これまでも自分としては、そういうこと以外のものをみるようにしている」とコメント。

それと同時に、4年前に優勝したメンバーなど、特に主力選手たちが重要であるとの見方も示しており、「チームを引っ張っていけるような選手はここに何人もいる。屋台骨となる選手がね。」守備的にはノイアーやフメルス、中盤ではクロースやケディラ、そして前線ではミュラーといった選手たちだ。「その屋台骨がチームを牽引しないといけないんだよ」とクローゼ氏。特に初戦のメキシコ戦での敗戦から、チームの立て直しをはかっていかなくてはならない状況にあるが、「でも話し合いという点では、現時点で十分なものがあるし、あとはそれを実践にうつすということだよ」と語った。

その一方でクローゼ氏は、名前こそ具体的にはあげなかったが、マルコ・ロイスを先発として起用すべきとの考えをもっており、「深い位置にいける選手が必要なんだ。そういう精力的に動ける選手がね。ただボールを受け取るのではなく、縦の動きも模索し、そして相手の穴を突いていかなくてはならないものなんだ」そのクオリティこそ、マルコ・ロイスがこれまで示してきたものだといえるだろう。


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