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2018年06月30日

メスト・エジル「少し時間が必要だ」

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ドイツサッカー史上初となる。ワールドカップ・グループリーグ敗退という屈辱の日から二日が経ち、メスト・エジルが自身のTwitterにてメッセージを投稿。「少し時間が必要」との考えを示した。

「ワールドカップでグループリーグを終え、その場を後にしなくてはならないというのはとても心が痛むものだ。ただ僕たちはそれに十分ではなかったということ。これを乗り越えるには、まだ時間が必要だよ」そしてそのメッセージの最後には、”人種差別にはNOを”のハッシュタグがつけられている。

メスト・エジルとイルカイ・ギュンドアンはワールドカップ直前、英国の首都ロンドンにてレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を表敬訪問してユニフォームを贈呈。ギュンドアンに至っては「僕の大統領へ、大変な敬意をもって」とのメッセージが添えてられていた。

だがこれは決して、政治的側面でみれば良好なシグナルだったとはいえない。6月24日に大統領選挙が控えるエルドガン大統領が所属する政党は、これらの写真をSNSを利用してアピール。特に権威主義やマスコミ弾圧で批判を浴びているエアドガン大統領であったとから、ドイツ代表という看板を背負うエジルとギュンドアンは問題行動として強い批判を受けることになる。

さらにこの問題の大きさに対する判断を見誤ったドイツサッカー連盟の対応により、この問題はさらにヒートアップすることとなり、事態の沈静化を願ってイルカイ・ギュンドアンは公の場でコメント。しかしながらエジルは最後まで沈黙を貫き通した。

そんな中で迎えた今大会では、エジルは2試合にフル出場するもkicker採点5をマークする不甲斐ないパフォーマンスを露呈。スウェーデン代表戦では、8年ぶりとなる主要な大会での先発落ちもい経験している。


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