2018年06月30日
数字で振り返る:ロシアW杯グループリーグ
ドイツ代表史上初となる、グループリーグ敗退というサプライズが演じられている今回のワールドカップ。しかし奇妙なことに、前回王者がグループリーグで姿を消すことは、2000年以降の5大会ですでに4度目と、むしろデータ上では定番の流れにあったとも言える。そんな今大会のグループリーグを、改めてデータ面で振り返っていこう。
対人戦:対人戦において最も高い勝率を誇ったのは、ドイツとフランスによる55.1%だった。しかしながらドイツ代表は、1試合のうちにわずか98回しか対人戦に臨んでおらず、これは今大会最低の数字ということになる。
ラストパス:シュートに直結するパス総数で最多を記録したのが、ドイツ代表のメスト・エジルとジョシュア・キミヒ、サウジアラビア代表のサルマーン・アル=ファラジュ、そしてブラジル代表のネイマールだ。だがこの中で実際に得点へと結びつけたのは、ネイマールによるわずか1回のみとなっている。
ファウル:11度という、最も多くのファウル数を記録したののは、アルゼンチンのDFハビエル・マスチェラーノと、ロシアのFWアルテム・ジューバだった。
ドリブル:最多回数を誇ったのはブラジル代表ネイマール。29度しかけて17度のみ成功(58.6%)した。なお今大会ベストドリブラーとなっているのは、アルゼンチン代表リオネル・メッシであり、その成功率は実に74.1%となっている。
タッチ数、パス成功率:ここまで最多タッチ数を記録しているのは、スペイン代表のイスコ(389)。そして最も高いパス成功率を誇っているのも同じくスペイン代表、セルヒオ・ラモス(94.8%)
コーナーから生まれた得点:ここまで4得点をあげている、ウルグアイ代表が最多。さらにコーナーキックの総数が、9回のペルー代表につぐ12回という少なさからも、この数字は特筆すべきものだ。
シュート数:24回シュートを放ったドイツ代表が最多。そしてそこで決めた2得点という数字は、パナマに並んで最低。
得点数:なお最多得点を記録しているのは、これから日本と対戦するベルギー代表で、9得点。得点ランキング1位は、そのベルギーと同組にあった、イングランドのハリー・ケイン(5得点)。
アシスト:スウェーデン代表ヴィクトル・クラエソンが記録している4アシスト
逆転劇:ここまで4カ国が逆転劇を演じており、スイス代表がセルビア代表に、チュニジアがパナマ代表に、サウジアラビアがエジプト代表に、そしてドイツ代表がスウェーデン代表からそれぞれ逆転勝利をおさめた。
開幕戦:ロシア代表が開幕戦であげた5−0という勝利は、ワールドカップ史上最も大差で決着がついた開幕戦となった。
4大会連続得点:ワールドカップ4大会でゴールを決めているのはポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドの他、元ブラジル代表のペレ、そしてウーヴェ・ゼーラーとミロスラフ・クローゼ(ドイツ)。
オウンゴール:ここまでの9つというオウンゴールは、ワールドカップ史上最多
W杯5大会出場:ラファエル・マルケスが史上3人目となる、ワールドカップ5大会出場を達成。これまでは元メキシコ代表アントニオ・カルバハルと、そしてローター・マテウス(ドイツ)が記録している。
無得点試合:0ー0という無得点試合が生まれるまでに、今大会は37試合を待たなくてはならなかった。(フランスvsペルー戦)
ロスタイムでの得点:過去のワールドカップにおいて、今回ほどロスタイムでの得点劇はうまれていない。ここまでは合計16回、ロスタイムにゴールネットが揺らされており、ドイツ代表はスウェーデン戦で1点決めるも、韓国戦で2得点を許した。
退場処分:今大会は、1982年以降では最も少ない、わずか3人の退場者しかでていない。だがその一人は、ドイツ代表のジェローム・ボアテング。
2得点:全てのチームが2得点以上をあげたというのは、ワールドカップ史上初のことだ。その2得点を記録したのは、パナマ代表と、ドイツ代表。
最年長:エジプト代表GKエサム・エル=ハダリが、ワールドカップ史上最年長となる45才で出場。サウジ戦ではPKを止めることにも成功している。
PK数:これまで与えられた24回というPK総数は、過去最多の数だ。なおそのうち成功したのは18度。
最速イエロー:メキシコ代表のヘスス・ガジェルドが、スウェーデン戦においてわずか13秒で警告を受けており、これはワールドカップ史上最速。
3大会連続:前回王者がグループリーグで姿を消したのは、2010年南アフリカ大会のイタリア、2014年ブラジル大会のスペインに続き、ドイツ代表もまた早々に大会を後にする結果となった。
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