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2018年08月16日

クロース、エジルの代表引退劇では「くだらない事の方が目立ってしまった」

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 ドイツ代表続投を宣言したトニ・クロース。その一方で長年、ともにドイツ代表の中盤を担ってきた盟友メスト・エジルは代表引退を発表したが、その騒動にまで発展したその引退劇について「もっといい終わり方ができていれば」との考えを示した。

 「メストとは長い間いっしょにプレーしてきたし、彼が愛すべき奴だ、ってことは本当によく知っているよ」と、ビルト紙に対して前置きした上で、「ただあの引退の形というのは、決していいものだったとはいえないだろう。彼が正しく主張できた部分もあったけど、でもそれよりもくだらない事の方が目立つ格好となってしまった」との見方を示している。

 6月おわりに代表引退を宣言したエジルは、そのなかで特にドイツサッカー連盟とラインハルト・グリンデル会長に対して人種差別があったと批判。これについてクロースは「ドイツサッカー連盟にも、ドイツ代表の中でも人種差別などない。それはエジル自身が知っていることだと思う。むしろその真逆なんだ。僕たちは多様性とインテグレーションを強く信じている組織であり、メストはまさにその良い模範例といえる立場にある人間だ。それに代表には、そういった選手たちが数多く存在している」と言葉を続けた。

 その一方で、トルコ大統領との写真撮影に対する批判の声には正当性を認めつつ、「チーム内ではエジルのことをずっとサポートしていた」と説明。ただしこの議論が、直接ドイツ代表のワールドカップ早期敗退へと繋がったという見方については「こういうことのせいにしてしまうのならば、それは恥ずべき事だといえるんじゃないかな」との考えを語った。


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