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2018年11月21日

涙を浮かべた主審を、ファン・ダイクが抱きしめた理由

Germany
.ドイツ代表
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 月曜夜にドイツ・ゲルゼンキルヒェンにて行われた、ネイションズリーグ最終戦ドイツ代表vsオランダ代表戦。夜10時37分に試合終了の笛を吹いたその後、主審オヴィディウ・ハツェガン審判員の目からは、涙が溢れてきていた・・・。

 ハツェガン審判員に歩み寄った、ビルヒル・ファン・ダイクは、そのまま抱擁。「彼の目には涙が浮かんでいたんだ」と、試合後に語った同選手は、「彼の母親がちょうど他界されてね」とも言葉を続けている。

 オランダで伝えられたところによれば、ハツェガン氏が母親の死を知ったのは、この試合のハーフタイムのことだったという。しかし38才のトップクラスの実力を誇るルーマニア人審判員は、その悲報を受けてもなお最後まで主審を務め上げてみせた。

 「試合直後は、彼は打ちひしがれている様子だったが、でも試合中はそんなことは微塵も感じさせていなかった。とてもうまく試合をさばいていたと思う」とファン・ダイク。そしてせめて彼の抱擁が「ささいなことだけど、でも少しでも力になれていたら」と願った。
  


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