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2019年04月03日

度重なる不祥事の末、遂にグリンデル独サッカー連盟会長が退任

Germany
.ドイツ代表
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 日を追うごとにその重圧が増していくなかで、ドイツサッカー連盟ラインハルト・グリンデル会長は遂に、連盟の役員会に対して即座の退任の意向を明らかにしたことを伝えた。これはすでにドイツサッカー連盟にて明らかにされたものであり、「本日の電話会議にて、グリンデル会長は即座の退任を役員会へと伝えた」とのこと。

 グリンデル会長による悪い話はここのところは頻繁に耳にされており、まずあげられるのがメスト・エジルとイルカイ・ギュンドアンによるトルコ大統領との写真撮影に関しての対応のマズさだろう。グリンデル会長はここに明確な線引きを行うことなく、さらにその後はエジル本人だけにW杯敗退の責任を問うような発言も行なったのだ。

 だがそもそもグリンデル会長に対しては、ワールドカップ大会前だったにも関わらず、レーヴ代表監督との契約を大会直前に延長するという判断へ批判が集まっており、最近でもミュラー、フメルス、ボアテングらに対する代表からの構想外とする対応のマズさも指摘。

 加えて先週は、ドイツサッカー連盟の役員会や公には秘密裏で7万8000ユーロものボーナスの受け取りが報道されたほか、今週初めには疑わしい人物より高級時計が贈られたとも伝えられており、同会長に近い存在が情報をリークしていた模様。そもそも批判の的となっていたドイツサッカー連盟は、今回の件によって改めて「再建」とは程遠い状況にあることを露呈する形となった。


 今年の9月までは、ライナー・コッホ氏とラインハルト・ラウバル氏の両副会長によって会長職の穴埋めが図られ、一方で候補者としてはフィリップ・ラーム氏はすでに関心がないことを明確にしており、クリストフ・メツェルダー氏に関してはシャルケのSD候補として名前があがっているところ。また現在ドイツサッカー連盟にて書記長を務めるフリードリヒ・クリティウス氏も候補となる可能性があるだろう。

 コッホ氏は「まだ誰も検討はしていない」とした上で、「一両日中にまとまるような話ではない」とコメント。さらに「任期を満了せず退任が続いていること」にも疑問を投げかけており、「これから数ヶ月かけての話し合いとその実戦」の重要性を強調。「9月に新たな会長を選出し、そしてそれから新たなストラクチャーがどうなっていくのかを見てみることになる」との考えを示している。「全く異なる道を歩んで行く必要があるよ」

 


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