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2019年04月15日

サネの選外、エジルへの対応のミスを認めた、ドイツ代表ビアホフ氏

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 前回王者として臨んだ昨夏のロシアワールドカップにおける屈辱のグループリーグ敗退だけでなく、その前後でも多くの騒動に揺れる結果となったドイツ代表。マネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏は、ヴェルト紙とのインタビューの中でドイツ代表全体のみならず、リロイ・サネ、メスト・エジルらへの対応についてもミスがあったことを認める発言を行った。

 まず同氏はワールドカップ前に行われたオーストリア代表とのテストマッチ後に、「何かがうまくいっていないという気がした」と感じてヨアヒム・レーヴ代表監督との話し合いを行ったことを明かし、「いったいいつになったら、期待していた勢いが出てくるのかと思っていた」とコメント。そして今となっては、それが最後までみられることがなかったのは周知の通りである。

 特にドイツ代表メンバー選出にあたっては、そのシーズンで大きな飛躍をみせていたリロイ・サネを選外としたことも大きな焦点となっており、この判断についてビアホフ氏は誤りであったとの見解を示した。「これまで選出してきた選手たちへのシグナルにもなると思っていたんだ。それでさらにエネルギーが発せられ、チームが1つにまとまってくことだろうと。だがこれまで選ばれていなかった選手たちについて議論することを、我々はおざなりにしていたところがあったかもしれない」

 そもそもビアホフ氏は、今回のワールドカップのグループリーグに臨むにあたって、見定めを誤っていたかもしれないとの見方も示しており、「コンフェデ杯での優勝からあの23選手へ非常に大きな自信をもっていた。そしてそこにはいなかった選手たちの奮起にも期待した。その相乗効果を期待していたが実現はしなかったよ。もっと自分たちのことを厳しい目でみかなくてはならなかったということだろう」

 なかでもそのワールドカップ前後で大きな騒動にまで発展してしまった、メスト・エジルの引退騒動については「おかしな流れとなってまった。自分の含め、多くのミスが起こってしまったことに苛立ちを感じる」と述べ、「彼自身、代表引退は違うことを希望していたことだろう。最終的にいいイメージを残せなった。それは残念に思うし、個人的に話し合いを行わなかったことも心を痛めているよ」と言葉を続けている。

グリンデル会長、UEFAとFIFAからも退任


 一方で先日にドイツ昨夏連盟会長を退任することになったラインハルト・グリンデル会長については、UEFAの副会長やFIFAの評議委員についても退任することが明らかとなった。
 


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