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2019年11月18日

「誰も予想しなかった」ドイツ代表入りのコッホ、ユーロ出場への可能性は?

Germany
.ドイツ代表
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 土曜日に行われたユーロ2020予選ベラルーシ代表戦の前日、プレスカンファレンスの席にてマティアス・ギンターは、古巣フライブルクから招集されたロビン・コッホについて「これほど早く、ドイツ代表選手になるなんて、予想されていなかったことだよ」と語った。「ただ招集にふさわしい選手だけどね」

 かつてブンデスリーガでプレーした経験を持つハリー・コッホを父にもつ23才は、この夏に行われたU21欧州選手権では僅か7分間のみの出場。しかしながらドイツ代表のCBでは世代交代により、ボアテングとフメルスが代表から外れた上、ズーレやリュディガーらの負傷離脱も相まったことで先月のテストマッチでA代表デビューを果たしていた。

 そして今回のユーロ2020予選ベラルーシ戦では、前述のギンターと共にCBコンビを形成。攻撃参加のギンターを支えるという意味でも守備に集中してプレーをしていたが、0−0で迎えた前半40分での致命的なパスミスや、後半75分でのPK献上時のファウルが退場にならず、しかもいずれもノイアーの好セーブに救われ失点につながらなかったという幸運こそあったものの、それでもkicker採点4.5とアピールには寂しい結果となっている。

 だがそれでもノイアーは、A代表における実践経験の不足を指摘し、PK献上の場面については「ああいった状況は起こりうるもの。意思統一をはかっていき、もっと学んで、もっと理解をしていくということだ。彼自身は、とても良いプレーをみせていたよ」と擁護。この言葉は、若いコッホにとっては後押しとなることだろう。

 またコッホにとってのプラス材料としては、CBのみならずボランチとしても問題なくプレーが可能というポリバレントさに加え、レーヴ代表監督の自宅があるフライブルクでプレーしていることから、指揮官が見にきやすい位置にいることも挙げられるだろう。アピールできるかについては、あとはコッホ次第だ。

 来夏のユーロ2020予選出場は、視野に入れているのか?この質問に、コッホは「正直いって、まだそんなことは考えにないよ」と明かした同選手は、「今は、目の前にある試合に、とにかく集中して臨んでいくよ」と意気込みをみせた。
 


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