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2019年12月23日

ソン退場後、観客からリュディガーに人種差別行為「本当に悲しい」

Germany
.ドイツ代表
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 トッテナム・ホットスパーとのダービーマッチにおいて、2−0で見事勝利をおさめたFCチェルシー。しかしながらその一方で、一部のファンによるアントニオ・リュディガーに対する人種差別行為が試合に影を落とす結果となってしまった。特にソン・フンミンがVARの末に退場処分を受けた後から目に余るものがあり、主審はFIFA規約に則って、3度にわたり試合を中断してスタジアム内にて注意を促すアナウンスを実施。試合後、26才のドイツ代表DFは自身のツイッターにて、以下のように投稿している。

 「サッカーの試合で人種差別を目の当たりにすることは本当に悲しいことだ。でもこのことを公に対して口にすることはとても重要なことだと思う。もしそうしなければ、(いつものように)また数日もして忘れ去られてしまうものだろう。決してトッテナム全体に対するものではなく、あくまで一部の愚か者によることはわかっている。すでにスパーズファンからSNSを通じてサポートしてくれるメッセージを受け取っているし、このことについて感謝の気持ちを伝えたい。そして最新技術をもったトッテナムの新スタジアムで、実行者が発見されそして罰を受けることを切に願う。もしくは目撃者もきっといるはずだ。2019年にもなって人種差別行為が存在すること自体恥ずべきこと。一体いつまでこんなことが続くんだ?」

 そしてその日の夜には、本拠地トッテナム・ホットスパーより「いかなる人種差別行為、決してう許されることなどない」との声明が発表されており、モウリーニョ監督も「苛立ちを覚える。サッカー界、そしてこの社会における人種差別を嫌悪しているんだ。このようなことが起こって失望しているよ」とコメント。さらにイングランドサッカー選手協会は「サッカーにおける人種差別行為に対して、政府へ調査を求める」考えを明らかにした。
 


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