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2020年05月30日

レーヴ監督、コロナ危機下で「ブンデスは欧州を牽引」、試合内容も「高評価」

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 ドイツ代表監督を務めるヨアヒム・レーヴ氏はドイツサッカー連盟公式にて、無観客開催となっているこれまでのブンデスリーガでの戦いぶりを称賛。9月からの代表チームとしての再開を心待ちにしている。

 ブンデスリーガ再開にあたり、レーヴ監督は「このような先駆者としての役割を、ドイツが担うという事は基本的にポジシティ部に捉えているよ」と、コメント。そしてドイツサッカーリーグ機構が構築したコンセプト、健康安全対策という面において、「欧州を牽引する存在になっている」との考えを示した。

 さらにレーヴ監督は、これまで無観客開催で行われた試合の内容についても称賛。確かに「サッカーや観戦のスタイルは異なる」ものではあるものの、しかしながらプレーの質については「良い意味で驚きを覚えている」ことを明かし、「選手たちからは、再び試合をするという意欲が満ち溢れている。対人戦をしたい、得点を決めたい、それを食い止めたい。選手たちが長い休みから、高いモチベーションをもって戻ってきたという、好影響を私自身感じとることができたよ」と、言葉を続けている。

ブンデス優勝争いの大勢は決したとみる、レーヴ監督

 火曜日に行われてたドイツ頂上決戦、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントによる戦いも見ていたというレーヴ氏は、「両チームとも、技術的にも戦術的にも、また個人のプレーという点においても非常に高いレベルでプレーしていた 」と評価。ただ今回バイエルンが直接対決を制したことにより、すでに優勝争いの大勢は決したとも見ているところであり、理由として勝ち点差のみならず「バイエルンはフリック監督の下、自身の長所や自身という部分が溢れ出ている」と説明。

レーヴ監督「代表チームは既に始動している」

 その一方でドイツ代表チームとしては、まだコロナ危機による中断期間から明けてはいない状況が続いているが、ただしレーヴ監督らは既に休養期間を経て仕事を再開しているとのこと。本来であればいまはユーロ2020に向けて仕上げに入っている段階にあるのだが、それも1年延期されることが決まった。「ただそれでも、我々は準備を再開しているよ」と、レーヴ監督。現在スタッフと共に「コンセプトについて見直しをはかっている」ところであり、「何を我々は来年に求めているのか、どうやってそのための準備を行っていくのか」といった方向性を再確認。そして9月からの再始動から、そういった部分を出していきたいと考えている。なおその際には、負傷により今季の大半を棒に振った二人の主力選手、リロイ・サネとニクラス・ズーレの復帰も見込まれているところであり、特に今回のリーグ戦の延期により「プレーができたり試合に出場できたりすることで、さらにレベルがアップできる」ことを期待した。


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