ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年06月01日

テル=シュテーゲン「無観客試合は、ファンの力を再認識する機会」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 リーガ・エスパニョーラはリーグ戦再開に向けて準備を進めているところだが、今シーズンも大きな目標を掲げ臨んでいるFCバルセロナにとっても、それは同様の事。守護神マーク=アンドレ・テル=シュテーゲンは『kicker meets DAZN』に出演し、自身の考えについて語った。

 コロナ危機により大きな打撃を受けたスペインにおいても、長期間に渡って厳しい衛生規制が行われ、そして今はその状況が改善、人々は少しずつではあるがこれまでの生活を取り戻しつつある。それはもちろん、サッカーにおいても決して例外ではない。

 6月11日よりラ・リーガはリーグ戦を再開。まだリーグ戦11試合が残されたところで、首位バルセロナとそれを追うレアル・マドリードとの勝ち点差は2、エキサイティングな戦いが待ち受けていることだろう。テル=シュテーゲンは「誰もが待ち望んでいた」このリーグ戦再開に向け、「自分たちは良いポジションにいるけど、でもレアルもそう易々と優勝させてくれるはずもない」と、コメント。

 それでも今は「自分たち次第」の状況にあることは確かでは、それはリーグ戦のみにとどまらず、チャンピオンズリーグにおいても言えることだ。「チャンピオンズリーグでは勝ち抜けへとてもチャンスがある。そしてそれを僕たちは活かしていきたい」なお16強SSCナポリ戦1stレグでは1−1で折り返したものの、2ndレグはコロナ危機により延期となっているところだ。

 バルセロナは3月上旬を最後に、試合から遠ざかったままとなっている。しかしテル=シュテーゲンはむしろ、これはデメリットというよりも逆に「新たな準備を行える」ことは、「チームにとってプラスにしか働かない」ともみており、「フィジカル的にみて、これほど高いレベルにあることは滅多にないことだ。それにメンタル的にもこれからの戦いに向けて、より集中して臨めるようになるだろう」とコメント。

無観客試合は、「ファンの存在の大きさを再確認する機会」

 他の多くのサッカー選手たちとは異なり、テル=シュテーゲンは無観客による試合開催を経験したことがある選手の一人だ。「確かに経験したよ。ラス・パルマス戦のことだね」と、同選手。「もちろん、無観客試合というのは、決してとても魅力のあるものとはいえない。それでもボールが再び回りだすことができるし、僕たちはそれを楽しむことができるだろう」と強調。

 そしてこのような例外的な状況(無観客試合)にも非常に興味深い部分があるともみており、その1つはこれまでの統計と比較することによって、「ファンがいったい、どのような影響を及ぼしているのか。ファンたちが持っている力や、どういったことに大きな違いが生まれるのかなどを知る機会になると思う」との考えを示した。
  


  • ブンデスリーガ・各チーム情報