2020年06月25日
ドイツサッカー連盟、40年来のマーケティング会社との不祥事発覚
ドイツサッカー連盟は、マーケティング会社『インフロント』社との提携を終了することを発表した。その理由は、調査を行った結果、驚きの内容が明らかとなったためである。
先週にシュピーゲル紙は、ドイツサッカー連盟のマーケティング事業を長年にわたり行ってきた同社との取引の中で、汚職の可能性があることを報じており、その被害額は4000万ユーロと報道。これを受けてドイツサッカー連盟は、「調査と協議」を行っており、水曜日に同連盟執行委員会が決定したことを明らかにしている。これによって40年に渡る関係にピリオドが打たれた形だ。
プレスリリースによれば、ベルリンに拠点を置くコンサルティング会社Eseconの調査報告の中で、「過去数年間におよぶ様々な行為が明らかとなっており、ドイツサッカー連盟がインフロント社より受けていたサービスに関して明らかな不正行為が、そしてドイツサッカー連盟の代表者に対しても、違法な形で影響を及ぼしていたことが明らかになっている」と伝えている。
前述のシュピーゲル紙によれば、2013年には別の企業が有利な条件を提示していたにもかかわらず、ドイツサッカー連盟はインフロント社へと業務委託を行った疑いが持たれており、最終的にその際に結ばれた2018年までの契約締結には、当時のドイツサッカー連盟の上層部が関わった模様。
そしてその契約が締結されたその月に、当時のドイツサッカー連盟事務局長ヘルムート・ザンドロック氏の息子に、インフロント社からの仕事のファーが届いているようで、さらに当時のドイツサッカー連盟会長ヴォルフガング・ニースバッハ氏は、当時インフロント社のエグゼクティブ・ディレクターを務めていたギュンター・ネッツァー氏の誘いを受け、地中海にある豪華ヨットに招待。加えてドイツサッカー連盟関係者の中には、高級時計をもらった者もいたようだ。
ドイツサッカー連盟によれば、2019年5月にインフロント社からの損害を被る可能性のあるシグナルを得ていたという。そして検察が横領容疑で刑事手続を開始した幹部を解任したインフロント社は、この背任行為に「深い衝撃」を受けており、同社自ら大規模な調査を依頼。その結果、思っていたものとは「全く異なる結果」が浮き彫りになったことを明らかにした。
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