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2020年07月08日

「ユーロでの成功」目指すドイツ代表ビアホフ氏、サネの移籍を歓迎

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 火曜日にドイツサッカー連盟の代表団は、フランクフルトに建設中の、新しいDFBアカデミーの現場視察を終えた。そのメンバーの一人、マネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏は、9月に予定されているドイツ代表戦や、先日移籍が確定したリロイ・サネなどについて言及している。

 2019年11月19日を最後に、コロナ危機による代表戦中断により、試合から遠ざかっているドイツ代表。春先の代表戦期間も、そしてこの夏に予定されていたユーロ2020も共に延期されることとなった。つまりは9月3日に行われるスペイン代表戦まで、実に289日ものブランクが空くことになり、「誰もが代表チームを成功に導きたいし、来夏のユーロでも良い結果を残したいと思っているのだよ」と、ビアホフ氏。

 「全員が目標を追っていく」上で、「非常に若いこのチームをできるだけ長く一緒に過ごさせなくてはいけない。」と強調しており、「2018年のロシアW杯のようなことは、誰だってもう御免なんだ。」と、言葉を続けた。「我々は明確な目標をもって取り組んでいく」

 その一方で、各クラブに対する負担を公平にしていくためにも、「連盟とクラブとの間のコミュニケーションを最適化することを目指している」ところであり、実際にバイエルンのルメニゲ代表は先日、9月はじめの代表戦期間では、何人かの選手に対して欠場を認めるよう求めていた。ただ今のところはまだ、このことについて具体的は話し合いは行われていないという。「それは望んでいないのではなく、機会がなかったのだ」

 ちなみに9月に行われる代表戦においても引き続き、試合はリーグ戦と同様に無観客にて行われる予定となっているが、ビアホフ氏によればもしも状況に変化が生まれれば、即座に対応する用意があるとのこと。つまり観客を入れての試合開催に可能性を残している。現在UEFAでは衛生基準について策定中であり、それに基づいて各国ともに対応していくことになる。


 さらにビアホフ氏は、先日マンチェスター・シティからバイエルン・ミュンヘンへと移籍することが発表された、リロイ・サネについてもコメント。「我々はより頻繁に会うことができるし、より頻繁に同行することができるね」と述べ、特に若手を登用するタイプの監督の下でプレーすることを好材料にも見ているところだ。「ハンジ・フリック監督はトップレベルの監督の一人であり、彼が若手との取り組みを好んでいることは、私自身も知っていることだよ」

 加えてビアホフ氏は、ここのところ「バイエルンが再び見せているメンタリティも、リロイ・サネにとって参考となることだろう」と述べており、「バイエルンの雰囲気は良く、そして常に争いが厳しい。」と強調。またバイエルンには主将マヌエル・ノイアーをはじめ、同世代でドイツ代表の中心を担うセルゲ・ニャブリ、レオン・ゴレツカ、ジョシュア・キミヒ、ニクラス・ズーレらも所属しているところだ。
 


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