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2020年08月11日

ベンフィカ、独代表コッホから断りも、ヴァルトシュミットに関心

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 月曜日に行われた新シーズンに向けた最初の練習において、SCフライブルクのヨッヘン・ザウアー競技部門役員は、ここ10日間で移籍市場に動きが見られていることを明かした。とりわけフライブルクで注目されるのは二人の若きドイツ代表、ロビン・コッホとルカ・ヴァルトシュミットである。そんな二人に対して共に関心を示していたのが、ポルトガルの名門ベンフィカ・リスボンだったのだが、すでに大衆紙ビルトが報じているようにコッホ側からは断りが入れられた模様。

 新戦力獲得を目指す中でベンフィカ側にとってのデメリットは、昨季にリーグ戦2位だったことからチャンピオンズリーグ本戦出場は後回しとなっており、加えて欧州のビッグリーグ、プレミア、ブンデス、リーガ、セリエAのような、日常的に高いレベルの試合に身を投じられないことは、これからドイツ代表に定着しようかという選手とっては懸念材料となる。ただベンフィカに断りを入れたとはいえ、契約を来季まで残すコッホは売却の流れにあることに代わりはなく、フライブルクが求める潤沢な移籍金はプレミア(トッテナム)やセリエA(ACミラン)から期待できるだろう。国内でもトップクラブへの移籍は残されている。

 一方でヴァルトシュミットについては、フライブルクとしては契約を2022年まで残していることから、よほどの好条件が寄せられない限り特に慌てる必要はない。またヴァルトシュミットにとってベンフィカは確かに、ラインの間のスペースをつくレフティのプレースタイルはマッチするかもしれないが、前述の不安要素に加えて、この1年は負傷に見舞われたという自身の問題もある。そこで安定した強豪リーグであるブンデスにて、すでに地位を確立したフライブルクのトップパフォーマーとして、オフェンス陣を今年も牽引していくことも悪い選択肢ではないはずだ。加えてドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督も、ヴァルトシュミット観戦のために遠出を余儀なくされることもない。
 


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