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2020年09月07日

また痛み分け。苛立ちをあらわにするギュンドアンとクロース

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 2018年より導入されたネイションズリーグ。ドイツ代表はこれまで通算6試合を戦ってきたが、またしても初勝利はお預けとなってしまった。日曜日に行われたネイションズリーグ第2戦スイス代表とのアウェイ戦でも、スペイン代表戦と同様に先制点を奪う良い立ち上がりをみせたものの、最終的に失点を喫し痛み分けに終わっている。

 「本当に苛立つし、これは厄介だね」とドイツ国営放送ZDFに対して、イルカイ・ギュンドアンは不満の色をあらわにした。「このレベルで、あんな失点は許されるものではない。本来ならば2−0、3−0で勝利すべきだったのに。徹底的に相手を叩きのめさないと。クオリティの問題なのか、僕には判断できないが、ただこのあたりについて取り組んでいかなくてはならないことは確かだよ」

 またこの2試合でキャプテンを務めたトニ・クロースも、この痛み分けという結果に不満を抱いており、「勝ち点6がかかった中で、最終的に2しか取れなかっただから失望するよ」と述べ、「打開力の欠如」と「終盤でのロストが多すぎた」との反省を口にしている。実際にスイス代表にも数多くのチャンスがみられており、主将のグラニート・シャカは「ドイツ代表本来のような良さが見られなかったのは、ちょっと驚きではあったね」と振り返った。

 ただしヨアヒム・レーヴ代表監督には、その悪い予感は頭の中を過ぎっていたという。「現時点では、難しくなるだろうとは思っていた。それはまだ全ての選手たちが万全の状態にないということも挙げられる。もしも2−0とできていれば安心できていただろうが、それができなければ相手を乗せてしまうというもの。2・3度のビッグチャンスが前半にあったし、もしそれを決められればスイス代表が試合を戻すことはできなかったはずだ。それから我々は数多くのロストをおかしてしまい、信じる気持ちに欠けてしまっていたよ」

 だがレーヴ監督は良かった点として、選手たちの試合に臨む姿勢についての評価を強調しており、すでに先にむけて闘争心をみせている。「選手たちは現時点において、持てる力を最大限に出し切ってくれた。そして10月から、また我々はしっかりとやっていきたいと思う」なお10月7日にはケルンにてトルコ代表との親善試合が、そしてその3日後にはネイションズリーグ第3戦ウクライナ代表とのアウェイ戦が控えているところだ。
 


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