2020年09月07日
2試合連続ドローも、レーヴ監督が前向きに見る理由
確かに日曜日に行われたネイションズリーグ第2戦スイス代表戦でも、再びドイツ代表は「光と影」が混在するパフォーマンスを露呈した。これは試合後にヨアヒム・レーヴ代表監督自身が認めたものであり、「複雑な気持ち」と共に「良い兆しも見て取れた」と落ち着いた様子で振り返っている。「ミスもあったがね」
とりわけ指揮官が指摘したように、もしも前半の機会を活かして「リードを広げていれば、スイス代表が巻き返すことはなかっただろう」が、ドラクスラーは2度の絶好機を逃す一方で、その後スイス代表も相次いで好機を逃しており、むしろ最終的には敗戦を免れたことは幸運だったとも言えるかもしれない。
「技術面での問題もあったし、ロストも重ねてしまった。思うように前線でキープできず、一貫性をもってフィニッシュまでいけなかったよ」そう反省点を列挙したレーヴ監督だが、ただその中には守備面での切替のまずさや、しばしば見られた対人戦でのルーズさについては言及していない。むしろ全力を尽くしていたその姿勢を評価しつつ、バイエルンの選手たちがもどってくる次回代表戦では、「また勝利できるようになるだろう」と前を向いた。
レーヴ監督にとって大事なことは結果のみならず、チーム再建にあたりその成長プロセスにもあり、今回は「スイスやスペインのコンビネーションを、下がって防ぐことは難しい」ことから、相手陣内で意識的にリスクをかけて、マン・ツー・マンでプレスを仕掛けている。そしてそれは初めてのアプローチであり、今は特に体力面での問題もあり、加えて何より肝となるのがその完成度にあることから、正しいリスクマネジメントが大会では求められるもの。
「実践が不足していたよ」と振り返ったレーヴ監督は、改めて10ヶ月ぶりに再集結したこの1週間を振り返り、「本当に特別な1週間だったと思う。選手たちのコンディションが、全く予想できていなかったのだから」とコメント。ただそれでも選手たちからは、「意欲的」に「1vs1」へと臨む姿勢が見受けられ、「それは今回の収穫だ」と強調。「これからの数ヶ月に向けて、希望を与えてくれるものだと思うね」と、言葉を続けた。
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