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2020年09月24日

危険地域へのドイツ代表選手派遣に、クラブ側は懸念

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 来月にはドイツ代表3試合の開催を予定しているところだが、とりわけ選手を派遣するクラブ側は、10日に危険地域に指定されているウクライナにて行われる、ネイションズリーグ第3戦を危惧しているところだ。前回は母国ドイツ、そしてスイスのバーゼルにて行われており、ドイツ代表としては危険地域、そして検疫規制の適用は必要なかった。

 kickerに対して、ドルトムントのプロ選手部門担当セバスチャン・ケール氏は、バイエルンやライプツィヒ等も危惧していることとして、「今回では新たに検疫規制が予定されていることもあり、非常に気にしている」とコメント。「解決策を模索している」ところだが、もしもFIFAが10月においても引き続き、危険地域等への派遣に断りを入れられる選択肢を組み込むならば、対応も可能にはなるだろう。

 その一方でビアホフ氏はこのような特別な状況について既に動きへと出ており、複数のクラブの代表者たちへと連絡を取り合っているところ。そして改めて、ドイツ代表チームにおける衛生概念や、実践される「特別な配慮」について言及すると共に、滞在期間の36時間は「保護されたエリアの中」で動いていくと説明。「なにより無事であることが重要だ」と強調している。


 グラードバッハのSDで、ブンデスリーガの将来のためのタスクフォースにも名を連ねている、マックス・エベール氏は「いずれにしても私に言えることは、できることなら選手たちをそこから遠ざけたいということだよ。ただ最終的には決断するのは選手本人ということにはなってしまうがね」と述べつつ、国際舞台に立つクラブ側のスケジュールにも配慮した判断をサッカー連盟に求めた。
 


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