2020年10月06日
苦境も残留したドラクスラー、コロナ危機の恩恵で出場機会に望み
2012年5月にスイスで開催された代表戦にて、ドイツ代表でのデビューを飾り、8年が経過する。特にロシアワールドカップ後にはチームの大幅な入れ替えが行われるなど、様々な変化を経験してきたユリアン・ドラクスラーだが、27才を迎えた今もなお、代表において確かなポジションを掴み取っているわけではない。レーヴ代表監督のお気に入りでもある同選手だが、しかしクラブでの定位置確保がその前提条件でもあり、そのため前回の代表戦期間において、新天地の模索を勧めたことに驚きを覚える必要はないだろう。負傷の影響と激しい定位置争いの中、所属するパリ・サンジェルマンでは挫折の時間を繰り返してきた。
しかしながらそれでも今夏の移籍は見送られることに。その理由について、同選手は「自分に合ったクラブが見つからなかったからだよ」と、kickerに対してコメント。「この夏はとての複雑なものだったね。多くのクラブが十分な移籍金を支払う余裕をもてなかった。関心を示してくれるクラブの間を右往左往したし、そこで僕は勢いまかせの決断もしたくはなかったんだ」と言葉を続けている。「来夏には契約は満了となるし、そうなればまた別のオプションが生まれてくるしね。それに今季は有望な出だしを見せている。監督からは評価を伝えてもらっているし、コロナ危機で過密日程にあるのもあって残留を決意したよ。」
その過密日程の恩恵は、ドイツ代表でも受けることになるだろう。コロナ危機により中断された代表戦は、これからしばらくの間は2試合ではなく3試合開催という形で取り返されることになり、先日マーカス・ゾルクACは「チーム再建の中では試合よりも練習がより求められることもある」とレーヴ監督を思いやりつつも、マネージャーのビアホフ氏と共にあくまで「ポジティブ」と表現。その理由こそ収入面と共に、代表での定位置確保に燃える選手たちのアピールの場の提供であり、ドラクスラーも「プレーを期待している。責任を負っていきたい。心身ともに疲労はないし、どの試合も楽しみなんだ。やる気に満ちている」と語った。
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