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2020年10月07日

これまでの移籍先を振り返る、ルーカス・ポドルスキ

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 ドイツ代表vsトルコ代表戦を控え、現在はトルコ1部アンタルヤスポルにてプレーするルーカス・ポドルスキは、ヴィッセル神戸に与えた影響や、今後の1.FCケルンでの役割についてなど語った。

 昨シーズンは9位、そして現在は6位。「大きな可能性と野心をもった」このアンタルヤスポルで、とりわけポドルスキが感銘を受けているのは練習環境だ。「これまでのキャリアでたくさん目にしてきたけど」と、ドイツサッカー連盟の公式サイトにて語った元ドイツ代表FWは、「ここは欧州の中でもトップ3に入れることができるほどだと思う。それほど素晴らしく、これに匹敵できるようなクラブはそうない。それがここに加入した決定的な理由だった」と言葉を続けている。

 今年1月からポドルスキが加入した同クラブでは、この夏にはさらに元ドイツ代表シドニー・サム、そしてヌリ・シャヒンらもそれに続いており、「ここを避ける理由はあまり無いと思うよ」とポドルスキ。クラブの目標としては「確実に一桁台に入ること」だが「欧州の舞台も横目にはみている」ことも明かした。

 ドイツ(ケルンとバイエルン)、イングランド(アーセナル)、イタリア(インテル)、そして日本(ヴィッセル神戸)でのプレーを経て、再びトルコへと戻ってきた同選手。振り返ってみて、後悔を感じるような移籍はあったのだろうか?「もうレンタル移籍はごめんだね、インテルにしてしまったような」とコメント。

 一方でヴィッセル神戸については、ポドルスキは特に自分の足跡を残せたと考えており、「ある特定の分野に関してだけど、クラブのプロフェッショナル化という点で貢献できたと言えるところがあると思う」と述べ、それは自身の得意とするSNSなどではなく、「栄養学とかね。そこで朝に常にフルーツを摂取するようにしていったんだ」と語った。

 さらに「ロッカールームの作りについても、いくつか変更してもらったよ。あとスタジアムにおいてもね」とも明かしており、「僕が提案したことの多くは、決して外から見えるようなものではないものだけど、でも僕のそんな想いはきっと、ヴィッセル神戸にこれからも残されていくものと思っている」と希望している。

 そしてその神戸から渡ってきたここアンタルヤスポルでのキャリアを終えた後、その次にポドルスキを待っているものは一体なんなのか?それはまだ具体的には見えてはいないようだ。

 今でも故郷ポーランドのグールニク・ザブジェで現役生活を終えること、そしてケルンでの仕事に就くことは「とても想像できること」ではあるものの、「それだけが目的ではいけないと思うんだ。自分にしっかりとマッチしたもので、その期待に自分が応えられるもので、そして自分自身が楽しんで、貢献していけるものじゃないと」と強調。そのため「現役を引退して、その翌日にはケルンに加わることはないと思うね」との考えを示した。
 


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