ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年10月10日

ギュンドアンがコロナの怖さを訴え「軽く考えないで!」

Germany
.ドイツ代表
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 新型コロナウィルスの猛威は決して衰えてなどいない。このウィルスに感染したアスリートの一人、イルカイ・ギュンドアンもまたその症状に苦しめられており、改めてこれを過小評価する一部の声に、警鐘を鳴らしている。「このウィルスには、とにかく感染しないようにしないと」
 
 現在の感染者率増加に伴い、再びその注目度も日増しに高まってきた新型コロナウィルス。ただそれでもSNSでは、一部の人たちから「ちょっと家で我慢して、それから練習に戻ればいい」といったコメントも。これに対してギュンドアンは「こういう人たちに言えること、それは間違っていると!残念ながらこの病気は、そんななまやさしいものなんかじゃないんだ」と反論している。

 「この病気によって、僕は完璧に打ちのめされてしまった。回復するまでに何日かかかったけど、正直言って感染症でこれほどのダメージを受けたことは、一度だってない。本当に完全にやられてしまったし、味覚も完全に失っていた。今はだいぶ良くなってはいるけど」

 病気の重さ自体への軽視のみならず、ギュンドアンは感染のリスクに対する軽視も警告しており、ギュンドアン自身、感染の経路などいまだに不明のままだという。「全てのルールに従っていた。でも残念ながらどれだけ注意していたとしても、100%未然に防ぐことはできないんだよ。」ちなみにアイメリク・ラポルテやリヤド・マフレズにもコロナ陽性が確認されたが、ギュンドアンが発症した際にはすでに練習へと参加していた。

 そして改めてギュンドアンは、自分だけのことを考えるのではなく、世界中ではこの病気によって危険にさらされる多くの人たちがいることも訴えており、人としてまず「自分の責任を果たす、これは守れないといけない」と強調。「それはしっかりと距離を保ち、マスクを着用するということ。ルールというのは、みんなが守っていかないといけないものだ」と他人への思いやり、社会で生活する上で当然の大原則を改めて喚起している。

 なおギュンドアンは今回のコロナウィルス感染に伴い、ドイツ代表参加の辞退を余儀なくされているが、現在の状態については「全く問題はない」とのことで、すでに数日前からトレーニングも再開しているという。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報