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2020年10月11日

元主将シュヴァインシュタイガー氏も、レーヴ監督批判

Germany
.ドイツ代表
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 現在、ドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督に対しては、様々な方向からの批判が向けられているところだが、今度はかつて主将を任せていたバスティアン・シュヴァインシュタイガーからも受けることとなった。

 ドイツ国営放送ARDにて解説を務めた同氏は、苦労をしながら何とか勝利を掴み取ったウクライナ戦について、またしても安易なロストと決定力不足により苛立ちを覚えており、確かにこの事実は試合後のレーヴ監督の分析からも指摘されていたことではあるが、同じ氏はさらに奥深く突っ込んでいる。

 「うまく息を合わせていくことが重要だと思う」そう語った36歳は、「そのためには、できるだけ多く同じフォーメーションでプレーさせていく必要があると思う」とコメント。「また欧州のトップへと返り咲く大きな目標へと向かうのであれば、ピッチ上に確かな軸というものを示なくてはならないもの。そこではうまく息を合わせ、そしてうまく試合を展開させていくことが求められる」と言葉を続けた。

 そしてシュヴァインシュタイガー氏は、「きっと選手たち自身が模索することになるのではないかと思う。特にユーロに入ると、どうプレーしていくのか?自分たちの戦術は?どの選手が起用されていくのか?」と述べ、ここ数試合を見る限りはドイツ代表では「魅力が失われている」と強調。「もはや人々は気持ちを1つにして共に戦おうという気持ちを持てずにいる。残念なことだよ」と語っている。 

 その一方でシュヴァインシュタイガー氏は、マヌエル・ノイアーやジョシュア・キミヒ以外からも、もっと「現場で声高にプレーしてもらいたい」との要望も口にしており、「特に守備陣で指示を出せる選手がいることが重要だ」と説明。

 特にウクライナ戦では中央の守備陣が余りに受け身に構えすぎたために、キミヒやクロースが長い距離でボールを奪いにいかなくてはならない場面が見受けられた。「そうなると、次の展開の時に一人減っている状況になるんだよ」だからこそシュヴァインシュタイガー氏は、4バックへと戻す判断を下したと見ている。「今日の試合では、常に5人の選手を守りにつかせる必要はなかったんだ」
 


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