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2020年10月21日

ドイツ大注目の逸材、アデイェミがCLデビューも?

Germany
.ドイツ代表
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 ドイツの将来を担う逸材として、最も大きな期待がかかる若手選手の筆頭格が、オーストリア1部RBザルツブルクに所属する、カリム・アデイェミだ。若干18才の若手FWは、ドイツの若手の登竜門であるフリッツ=ヴァルター・メダル金賞を受賞するなど、すでにその存在は話題となっており、名だたるビッグクラブの獲得希望リストにも名を連ねているところ。

 加えて”Salzburg24″が伝えたところによれば、同選手の30mをわずか3.6秒で走ることができ、これはウサイン・ボルトの3.78を上回るものだという。その真偽はさておき、ザルツブルクでは「チーム内で最速の男」(フロインド競技部門取締役)であることにかわりはなく、また速さだけでなくテクニックとフィジカルに長けた、このテンポドリブラーを止めることは至難の業。また1vs1の場面のみならずファーストタッチで打開していくコンビネーションプレーとしての活躍も披露。またその左足から繰り出されるシュート力も、ドイツユース代表として折り紙付きだ。

 その類稀な才能は、2018年にRBザルツブルクの目に留まり、ドイツのウンターハッヒングから獲得。まずはオーストリア2部のリーファリングへと武者修行に出されていたものの、その後のハーランドや南野の移籍によって今冬にザルツブルクへと復帰。2月20日に行われたELアイントラハト・フランクフルト戦にて出場しており、リーグ戦でもコロナ危機による中断もあったが、残り10試合でも全て出場。最終節では初得点もマークしている。

 そして次の大舞台はチャンピオンズリーグということになるのか?アデイェミはBリストに入っており、この国際舞台を経てビッグクラブへとジャンプアップを果たしていくことを目標として掲げているところだ。その行き先候補としては、2010〜2012年までユースで在籍した、バイエルン・ミュンヘンの可能性もあるかもしれない。ただいずれにしてもすでに今春にFCバルセロナから触手が伸びたとも伝えられた同選手の獲得には、かなり激しい争奪戦を乗り越えていく必要があるだろう。最終的にザルツブルクはバルサの要求に断りを入れ、2024年までの契約を締結しているが、ただいかに事態が一変するかは今冬に、そのザルツブルク自身がハーランドによって経験したことではある。
 


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