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2020年11月06日

CL3連勝も、内容には疑問符がつくバルセロナ

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 守護神マーク=アンドレ・テル=シュテーゲンが負傷による長期離脱から、2ヶ月半ぶりに先発として復帰を果たし、そしてその試合でチャンピオンズリーグGL3連勝を飾ることに成功した、FCバルセロナ。「フィールドにまた立てて、勝利も得られたこと以上の幸せはない。良い復帰だよ」と喜びをみせたドイツ代表GKだが、果たしてバルセロナは、ピッチ外での騒動とは対照的に競技面では順調なシーズンを過ごせているのか?

 実際のところ、新型コロナウィルスによって主力選手の大量離脱にあったディナモ・キエフに対して、バルセロナはむしろそのクオリティに疑問を抱かせるようなパフォーマンスを露呈しており、週末のリーグ戦アラベス戦後にもクーマン監督が語った「オフェンス面で心配」という言葉はこの日も当てはまったことだろう。ただ指揮官から出た反省点は 「特にボールのない部分でのプレー」にあった。「プレスをかけられず、スペースを与えてしまったよ」

 そしてその理由はむしろキエフ側にあるとみているようで、「彼らは質の高いプレーを見せており、危険な場面を作り出していった。これほど相手の脅威に晒された試合はなかったと思う」とコメント。自らは守備陣の入れ替えも行っていた中で「基本的に守備に関してはよかった」と言葉を続けているが、しかしながらメディアもこぞって賛辞を送る活躍をGKテル=シュテーゲンが見せていた現実を見る限り、その言葉には首を傾げざるを得ない。
 


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