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2020年11月12日

トニ・クロース「選手はFIFAやUEFAの操り人形」

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 実弟フェリックス・クロースとトニ・クロースによる、ポッドキャスト『Einfach mal luppen』の中では、思わず歯に衣を着せぬ発言をしてしまうのか、その話題は欧州スーパーリーグにまで及び「結局のところさ、これだけ余計なものが生み出されてしまっているというのにね、選手はもはやFIFAやUEFAの操り人形なんじゃないかって」と、兄トニは語った。

 確かに今のところはまだスーパーリーグ構想は構想のまま留まってはいるものの、代表戦においてはネイションズリーグが誕生。クロースは「誰にも聞いてもらえないんだ。もしも決定権をもつ選手組合みたいなのがちゃんとあれば、ネイションズリーグだって、サウジでやったスペインのスーパーカップだって、20クラブ以上が参加するようなクラブW杯だって、僕たちはプレーはしないさ」との考えを示しており、むしろ選手は、これらの大会に利用されている側だと感じている。「得られるお金は、絞り出すだけ絞り出そうと。そして選手たちを使えるだけ使おうと」

 その一方で確かに、スーパーカップについては、「スポーツの観点から見れば、非常に興味深いものかもしれない」と認めながらも、これによって小規模なクラブは蚊帳の外に置かれて、貧富の差がさらに大きくなるだけだと指摘。特に弟のフェリックスは現在、ブンデス2部のアイントラハト・ブラウンシュヴァイクにてプレーする立場にあり、「伝統も、何もかも意味がない。本当にそれは絶対にナンセンスだと思うよ」と強調した。
 


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