2020年11月15日
ドイツ代表レーヴ監督、4人のCBをウクライナ戦で起用
土曜日に行われたウクライナ代表戦にて勝利をおさめたドイツ代表は、グループ首位でこれからスペイン代表戦へと臨むことになったが、ただ攻撃面では好材料は見受けられたものの、チェコ代表戦で1年ぶりに無失点に抑えた守備陣は再び、この日も脆さを露呈する結果となっている。
【先発に4人のCB】
そのチェコ代表戦を最後に、テスト期間は過ぎこれから本番モードでいくことを宣言していたドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督。しかしながら中盤に関してはキミヒの負傷離脱と、クロースの出場停止に伴い、その対応へと注目が集まっていたのだが、この日の先発メンバーでむしろ目を引いたのは、4人も並べられたCB陣。
【若手コッホをボランチ起用】
だが試合後にレーヴ監督が「4バックで戦いたかった」と語ったように、ズーレとリュディガーがCBコンビを形成して、ギンターは右サイドバックへ。そして今季からリーズでプレーするユリアン・コッホは、ボランチとしてゴレツカ、ギュンドアンと共に中盤を形成した。
【ウクライナへのカウンター対策】
「ウクライナはボール奪取から一気にカウンターを狙ってくるチーム。ただ我々は4バックでプレーがしたかったし、そこでコッホを中盤で起用した。彼らはCFを介してプレーする傾向があったのでね、守備をもう1枚前におきたかったし、コッホにはパスコースをカットしてもらうことが狙いだった」と説明。しかしその思惑も先制点の場面では功を奏さず、ドイツ代表はまたしても守備面での脆さを露呈することになる。
【オフェンス陣は奮闘】
ただその一方で、この日に先発出場した攻撃3枚(ヴェルナー、ニャブリ、サネ)のうち、レオン・ゴレツカによる見事なアシストもあって2選手が得点。「3人共に、非常にスピードと、得点への脅威を見せてくれていたね。」と、後半76分まではそのまま3選手を起用し続けた理由について語った。そしてスペイン代表戦ではレアルのクロースが復帰。引き分け以上の成果をおさめ、グループ首位という形で2020年を締め括りたい。
【W杯予選のポット1を確保】
なおこの日に収めたドイツ代表の勝利には、もう1つの重要な意味合いもあった。FIFA国別ランキングでは14位に位置しているドイツ代表は、11月26日に開催されるワールドカップ予選組み合わせ抽選会を前に、欧州内での10位以内を確保。すなわちこれはポット1の確保をも意味するものであり、つまりはフランス、スペイン、ポルトガル、イングランドら、強豪国との同組を避けられたことになる。
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