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2020年12月02日

マテウス氏、レーヴ監督続投を批判

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 ドイツ国内における代表チームへの熱は冷めているようでも、ただヨアヒム・レーヴ代表監督の進退問題についてはヒートアップしている。それは著名な人物、例えばローター・マテウス氏や、ハンジ・フリック氏らの間でも、意見の分れるところだ。

 バイエルン・ミュンヘンの指揮官はむしろ、ドイツサッカー連盟がレーヴ監督と共に道を歩み続けることへ歓迎の意を示している。「彼が続けられることを嬉しく思うよ。彼はドイツサッカー界に多大なる貢献をしてきた人物だ」と、スカイに対してコメント。

 さらにかつてSDも務めたドイツサッカー連盟の合理性についても理解を示しており、世代交代、ネイションズリーグのクラスの維持、ユーロへの出場権獲得などの目標を達成したことを強調。

 そしてこれから落ち着いてレーヴ監督が仕事に集中できるようにしたという、サッカー連盟の判断は「本当に多くのメリットをもたらすもの」と考えており、「彼がきっと正しい結論を導き出してくれることだろうし、新しい年ではまた違ったチームをピッチ上で目にすることができるだろう」と、期待感を示した。

 だがその一方でローター・マテウス氏は、「少し残念に思う」と吐露。「それはここ数ヶ月、いやこの2年間で見てきた事実ではない」と反論を示しており、とりわけドイツ代表史上最多得失点差(公式戦)で敗戦した、スペイン代表戦での大敗を考えれば退任もやむなしとの見方を示している。 

 さらにマテウス氏の見方は、ユーロ予選の突破やネイションズリーグの残留を果たしたことで「それがドイツ代表が掲げる新たな目標だと言うのであれば、それは正しい方向性とは言えないさ」とキッパリ。スペイン代表戦でみせたレーヴ監督からは「無力さ」が感じ取れており、「選手と監督が一体となっている印象を得られなかった。」とコメント。そもそも世代交代は、だいぶ前に終わっているべきものだとも展開した。
 


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