2021年03月12日
レーヴ監督に退任を決意させた、母国開催ユーロへの想い
たいていの場合、代表監督による早期の退任が発表された時、憤りや落胆といったネガティブな雰囲気に包まれてしまうもの。だが木曜日に開かれたドイツ代表におけるプレスカンファレンスでは、ヨアヒム・レーヴ監督、そして出席したフリッツ・ケラー会長やマネージャーのオリヴァー・ビアホフ氏にも、むしろ安堵しているような印象を受けた。特にスペイン戦で喫したドイツ代表史上、公式戦最多得失点差による大敗劇の後ということもあり、ケラー会長はこの早期出発におけるメリットを強調している。
「ヨギーはこの決断によって新時代を切り開いたのだ。私の考えでは、これは正しいタイミングだと思うよ」と会見の冒頭にて述べ、改めて後継者を模索していくため「落ち着いて、慎重に解決策を見出す時間を得た」このことへの感謝の気持ちを強調すると共に、候補者については「いかなる禁止事項もない」と広い視点で考えていることも明かした。ただしビアホフ氏は、外国人監督の就任には否定的な見方を示しており、すでに候補に挙がっているフリック監督やラングニック氏には言及せず、「ドイツには良い指導者がいるし、海外にも優れたドイツ人の指導者がいる。協会内についても同様だ。」と語った。
だがあくまで将来を、とりわけ2024年に自国開催となるユーロを見据えて、後任を指名していくべきだと語ったのが、他ならぬヨアヒム・レーヴ監督自身である。「今は根本的な方向転換が必要であり、そしてそれは3年後には実を結ぶはずだ」と述べ、「刷新、変化、移行の時期」を経て、キミヒやゴレツカ、サネ、ニャブリらの新世代がピークへと到達することを「強く関心している」。逆にいえば契約が残る2022年までレーヴ監督が続投するのであれば、「新監督にとっては、新しいアイデアを取り入れるための時間を持つことが重要で、それは数ヶ月で軌道に乗せることなど不可能なんだ」と説明。また自身の退任後については、「今は完全にユーロに集中しているところだ」と強調した。
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