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2021年03月26日

「人権」の尊重を訴えたドイツ代表、FIFAからの処分の恐れは無し

Germany
.ドイツ代表
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 昨晩に行われたワールドカップ予選アイスランド代表戦の開始直前に、ドイツ代表では国歌斉唱の後にトレーニングジャージを脱ぎ、そこには「HUMANRIGHTS(人権)」の文字が、選手それぞれにアルファベット1文字ずつ記されていた。

 これはワールドカップが来年開催されるカタールに向けたメッセージであり、同国での労働条件に関する人権を求めるシグナルとして発せられたものの。特に最近では英紙ガーディアンが工事中に、合計6500人もの外国人労働者が死亡していると報じている。

 そしてドイツサッカー連盟はFIFAから、時に処分を受ける恐れはないようで、ドイツ通信社の質問に対して「FIFAは表現の自由と、ポジティブな変化をもたらすサッカーの力を信じている」と返答。

 なおこの試合の前日では、ボルシア・ドルトムント所属エルリング・ハーランドのノルウェー代表にて、同じくW杯予選ジブラルタル戦で「ピッチの内外に渡って人権を」と書かれたTシャツを着用。後にFIFAからは、このことについて特に制裁を課さないことが発表されていた。

視聴率は好調、ピーク時には700万人

 なおこの試合でドイツ代表は満足のいく視聴者数の確保に成功しており、平均視聴率は23.1%を記録。ピーク時には742万人のファンが観戦していたことも明らかになっている。ちなみに前回のスペイン代表戦では確かに734万人の観戦が確認されていたものの、それ以前のチェコ代表との試合では542万人を記録していた。
 


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