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2021年03月29日

ドイツ代表レーヴ監督が、ルーマニア戦での勝利を評価する理由

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 確かにルーマニア代表戦での結果は、1−0と最小得失点差による勝利ではあった。先日のアイスランド代表戦での快勝劇(3−0)と比較するならば、多少なりとも物足りなさを感じる結果かもしれないが、しかしながらスペイン代表戦での歴史的大敗を受けた後のワールドカップ予選において、グループ内で最も強豪と見られるルーマニア相手に敵地で、勝ち点3を奪い連勝スタートを飾れたことは「良い流れにある」との確信に繋がるものであることも事実だ。

 これにより代表戦期間に先駆けてヨアヒム・レーヴ監督が掲げていた、今夏のユーロを前に前向きな気持ちを高めていくことにも成功したことになり、ひとまずは地に足をつけて地盤固めを更に進めていくことができるあろう。チーム内からも既にポジティブな反応が見受けられ、「非常にハングリーさを感じるね。それは練習中であっても、ミーティング中であっても感じるものだ。そして試合では2試合ともにダイナミズムとエネルギーをみせてくれた」と語った。先日のアイスランド戦後には批判的なトーンもみられた指揮官の発言も、今回は「強いて挙げるなら決定力不足」と述べるに留まっており、「最初の2試合で良い状態をみせられたことが良かった」と総括。

 そのため「チーム内でも良いスピリットが持てている」という1つの目標達成と同時に、選手たちの呼吸を併せていくためあまり選手の入れ替えも予定はされていないが、それでも北マケドニア戦では「いくつかについては、フレッシュな選手を起用する可能性」についても示唆。その1つはゴールキーパーであり、バルセロナのマーク=アンドレ・テル=シュテーゲンが起用される予定。またゴセンスの負傷とハルステンベルクの隔離により、急遽左サイドバックで出場となったエムレ・ジャンについても、指揮官からは「とてもよくやってくれた」と賛辞が送られたが、回復を果たせばゴセンス、もしくはフィリップ・マックスにもチャンスが与えられるかもしれない。
  


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