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2021年04月01日

第3弾:ドイツ代表、今度は横断幕へ直接メッセージ

Germany
.ドイツ代表
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 今回のワールドカップ予選へと臨むにあたり、ドイツ代表ではこれまで、各試合開始前に、人権の尊重を訴えるシグナルを異なる手法で送ってきた。たとえば初戦のアイスランド戦では、選手たちが「HUMAN RIGHTS」(人権)のアルファベット11文字をそれぞれ、1文字ずつ描かれたTシャツを着用しており、ただその後に連盟から発せられたメイキング映像に対しては、周囲から批判の声も挙がっていた。

 そして続くブカレストで行われれたルーマニア代表戦では、ドイツ代表は今度はユニフォームを逆に着用する形でメッセージを発するも、今度は一見したところではその意図は皆目検討もつかず、むしろこの時に関してはメイキング映像を作成していたほうがよかったかもしれない。ただ連盟からハッシュタグ「#WE For 30」のメッセージが発せられたことから、これは世界人権宣言の全30条を表したものであると推測された。

 その反省があってのことか、第3弾は非常に明確、かつシンプルな仕上がりとなっている。北マケドニア戦の前にドイツ代表イレブンの前には、大きな白地の横断幕に、手書きでドイツ国旗の色になぞらえながら「Wir für 30」(WE For 30のドイツ語)と描いており、改めて世界人権宣言について言及。観客席にいたケラー連盟会長からは、拍手喝采が送られていた。
 


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