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2021年04月02日

歴史的勝利の北マケドニア、ドイツ代表ヴェルナーを「名誉市民」に?

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 水曜日に行われたワールドカップ予選、北マケドニア戦にてドイツ代表のティモ・ヴェルナーは、後半80分に手にした決勝点を挙げる絶好機で致命的ミスを露呈。試合後レーヴ監督からは、「あれは決めなくてはいけない」と苦言を呈された。だがそれでも「きっと自分のことを一番責めているのは、彼自身だろう。ああいう場面で決めれることは、これまでにも実証してきたことだ」と擁護。

 しかしながら実際には、今季より所属するFCチェルシーでは、リーグ戦最近13試合でわずか1得点のみ。その1000分に及んだ無得点期間を揶揄してチェルシーファンからは、YouTube動画をアップされるなど、むしろ現在のヴェルナーを象徴するような光景だったと言える。しかもそれは勝利を手にするはずのゴールを外したばかりか、逆に決勝点を許して世界ランク65位の北マケドニアを相手に、約20年ぶりとなるワールドカップ予選での敗戦を味わう要因にもなってしまった。

 そのため逆に歴史的勝利をおさめた北マケドニアの新聞、Vecerではある種”貢献した”ヴェルナーに対して、名誉市民へと任命する皮肉を掲載。さらに続いて同国の複数のメディアが、そのヴェルナーの名前と写真の入った、北マケドニアのパスポートのフェイク画像を揃って掲載したことを、ドイツのSport1が報じている。

 ドイツ代表デビュー戦では、そのイングランド戦でのダイブでドイツファンからブーイングを浴びていた同選手。あれからちょうど4年。ライプツィヒでブンデスを代表するストライカーへと成長を遂げプレミア移籍を果たした今シーズン、ヴェルナーは再びクラブ、そして代表でも苦境に立たされた。
 


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