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2021年05月07日

ケラー独連盟会長、退任要求にも続投を宣言

Germany
.ドイツ代表
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 金曜午後、ドイツサッカー連盟はフリッツ・ケラー会長の声明文を発表。しかしながら再びそれは削除されているのだが、ただその内容としては自身は辞任することなく、管轄の裁判所へと臨むべきとの見方を示していた。

「地域、及び州の協会代表者の投票結果を尊重すると共に、非常に真摯にこれを受け止めております。感情的になってしまったことを深く反省し、改めてご容赦願えればと思っております。

 当然のことながら私自身としては、管轄のスポーツ裁判所、必要に応じては連邦裁判所にも出廷する考えがあります。理事会によればそのプロセスは5月末までには完了する見通しです。

 まず私としては、透明性を高めるという点において賛成いたします。ドイツサッカー連盟は既存の組織上の課題と、ドイツサッカー連盟の首脳陣における内部構造と協力関係における、急を要する問題については、今こそオープンに対処していかなくてはならないものです。それを国民は求めており、これからの議論を決して疎かにしてはならないものです。

 ドイツサッカー連盟がサッカーに適した誠実さ、透明性をもって運営され、サッカーが社会的な力をしっかりと再び手にするために、必要な道を私自身切り開いていくということは、心の中であるものです」

 フライブルク出身で、ワイン製造やレストラン経営で活躍してきたケラー会長は、2019年4月に退任となったラインハルト・グリンデル会長の後任として、第13代ドイツサッカー連盟会長へと就任。それ以前にはブンデスリーガのフライブルクにて代表、後に会長も務めている人物。

 その一方でケラー会長は、ドイツサッカー連盟において権力闘争の中心となっており、先日に会議中にに裁判官を本職とするライナー・コッホ副会長に対して、ホロコーストの責任者の1人で「死の裁判官」と呼ばれたローランド・フライスラーとの比較を行い、リーダーとしての適性を大きく損なう事態を招く結果となった。
 


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