ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年06月07日

フメルス「僕としては優勝を目指したい」

Germany
.ドイツ代表
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 先日行われたデンマーク代表とのテストマッチでは、マッツ・フメルスが久々にドイツ代表のピッチへと帰ってきた。32歳のベテランCBは、最終的にこの試合でフル出場していたものの、後半では膝に問題を抱えている様子も見受けられている。

 ただこれは決して新しい問題というわけではないようで、「そう、これは数ヶ月前から気になっているものなんだ。時に増して行ったり、時に楽になったりも、する。デンマーク戦後には、腱に結構炎症がみられていたよ」と、月曜発売のkickerとのインタビューにて説明。

 だがそれと同時に「ユーロに向けて、特に膝には心配していない。そう確信をもっているよ」とも強調しており、「僕たちは非常に広範囲に渡る、懸命な治療が行っているんだ。最高の仕事をしてもらっているよ」とも付け加えた。

 その一方でデンマーク戦以降、ドイツ代表を巡っては3バックと4バックによる議論が盛り上がりを見せているところだが、フメルスは「何にしてもパフォーマンスを向上させていくことだよ。チームとしても個人としてももっとよくしていかないといけないと思う。ユーロで成功をおさめるためには」とコメント。

 「3バック、5バック、4バック。深く構えたり、高い位置に構えたり、いずれにしても僕たちは対応が可能なんだ」と述べ、「3バックでは受け身になりすぎる危険性があり、逆にこれをうまく活かしてくるチームもある。だからシステムにこだわるのではなくて、むしろフレキシブルさのメリットを考えているところさ」と語っている。

 特にスペイン代表戦での大敗や、北マケドニア戦での敗戦、ユーロ初戦のフランス戦や続くポルトガル戦を踏まえれば、ドイツ代表がむしろ安定化に重きを置くことは至極当然ともいえるだろう。「ただ安定化は後ろに立場良いというものでもない。早い仕掛けやポゼッションを増すこと、オフェンス力を示すことなどでも安定化は得られることがある。守備だけに集中しようというのは誤りだね。PAに押しこまれる可能性があるし、それは僕たちの目指すところではない」

 目指すところ、それは「僕としてはぜひタイトルを獲得したいと思う。そのために僕たちはここにいるのだから」と宣言。「安定感の欠けていた僕たちは決して、有力な優勝候補の一角とは言えないだろうが、それでも今大会においてどの試合でも勝利してもおかしくはないほどの、クオリティと武器を持ち合わせたチームである言う自負は持っている」と意気込みをみせた。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報