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2021年06月19日

ドイツ代表、キミヒの右サイドバック起用が意味するところは?

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 「明日は、どのポジョションでプレーすると思いますか?」ユーロ2020第2戦ポルトガル代表戦を前に行われたプレスカンファレンスにて、ヨアヒム・レーヴ代表監督と共に出席したジョシュア・キミヒに対し、この質問が向けられることはむしろ至極当然のことだと言えるだろう。

 当初は監督へ質問をすることを勧めたキミヒだったが、「基本的には、僕は複数のポジションでプレーすることができる選手だよ」とも付け加えた。「明日は、どこになるだろうね」

 初戦となったフランス代表戦にて思惑通りに事が運ばなかった、ドイツ代表。今回の試合に向けて特に熱く議論されているテーマの1つが、このジョシュア・キミヒの起用法だ。

 その試合で右サイドバックでプレーしたキミヒは、深い位置への仕掛けやクロスでも目立つシーズンはあまりみられず、うまくスペースをつけないまま、期待された効果をもたらすには至っていない。これに即座にレーヴ監督が反応するならば、それは自らの過ちを認めるということにもなるだろう。


 確かにキミヒ自身は「中盤の方が常に試合に関わっていくことができる」と、希望するポジションについては、特に包み隠さず公言している。だがそれでもチーム事情を踏まえ、右サイドバックでプレーしているところであり、加えて右サイドバックのルーカス・クロスターマンが練習中に負傷。

 これから2週間の離脱が見込まれるなかで、キミヒもまたフランス代表戦にて開始早々に警告を受けたことから、準々決勝にて解除となるまであと1枚で出場停止という恐れも踏まえつつ、レーヴ監督は右サイドバックの起用法を考えていかなくてはならない。
 


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