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2021年06月27日

イングランド戦に向け、ミュラーの膝は「問題なし」

Germany
.ドイツ代表
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 痛み分けに終わったハンガリー代表戦後より、ヨアヒム・レーヴ監督が与えた2日間のリハビリ期間が功を奏したようだ。膝の問題を抱えていたトーマス・ミュラーだが、「もしも問題があれば、練習はできないよ」とコメント。場合によっては違和感はまだあるものの、特に支障はなく「だから火曜日には問題にはならないと思う」と述べている。それはウェンブレイにて行われる、ユーロ16強イングランド代表戦だ。

 ただここまで、いまだ無得点の状況が続いているミュラーではあるものの、所属するバイエルンとの役割の違いもあり、また何より自身の得点は優先順位の高い課題ではなく、「あくまで重要なのは、試合に勝って次に進むことだよ」と強調。だがいずれにしても運試しとなるPK戦を避けるためには、ドイツ代表は今回は得点を決めなくてはならない。その点でみて、イングランド代表としてはミュラーの復調はあまり嬉しくはない知らせだろう。

 2010年ワールドカップのベスト16において、ドイツがイングランドを4−1で下した時に2得点を決めたのがミュラーだった。その3年後、今度はバイエルンの一員として、ウェンブレイスタジアムにてチャンピオンズリーグ優勝も達成。「そういった事は、周りの人には面白くでも、僕たち選手にとっては火曜の試合に何ら関係しないものさ」とミュラー。「それを試合中に相手に話したとて、それで1ヤードのスペースをもらえるわけじゃない。あまりに無意味だよ」

 逆に守備面においては、ここまで3試合とは異なり今回こそ、無失点に抑えることの方がドイツ代表にとっては有益なことからもしれない。実際にミュラーはハンガリー戦の問題はここにあったと考えており、なかなか堅固に定まらない守備面について「強いプレッシャーを保ちつづけること。そこに2選手が控えているからといって安心してはならない。」と警告した。
 


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