ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年06月30日

ドイツ代表、試合後コメント集:レーヴ監督「時間が必要」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ヨアヒム・レーヴ(代表監督):「これは我々全員にとって非常に残念なことだ。我々はもっと期待していたし、このチームには確かな信念があった。だが2つの素晴らしいチャンスがあったものの、残念ながら得点できなかったよ。敗退は残念だ。現在、すべての選手が死んだかような静寂に包まれています。選手たちに言葉をかけるのは、これから1・2時間後になる。選手全員が本当に失望しているし、我々も同じだ。でも、この4週間は皆がよく頑張ってくれた。誰も責めることなどできない。ホームで受けていた巨大な熱気が失われてしまったのは残念だったね。悔しさが重くのしかかるよ。このような試合では、数少ないチャンスを一貫して生かすことが非常に重要。2つの素晴らしいチャンスはあったのだがね。ミュラーのような場面があれば、それは受け入れるしかないだろう。いつもは決めてくれるし、今日はそれを必要としていたのだが。ここには多くの若い選手がたくさんいるので、これをぜひ教訓にして成長していってもらいたいと思う。2024年に開催される自国開催のユーロでは経験値という部分でも、絶対的なトップレベルにある選手たちが出てくるはずだ。15年間指揮をとり続けてきた私にとって、この役目から離れることはポジティブなことだと考えている。ドイツ代表にはずいぶんと長く在籍していたので、そんなにすぐには新しいことに目を向けられないものだ。失望とそれに伴う空虚感を消化していかなくてはならない。このような大会の後では、数日程度で切り返ることなどできないよ、時間が必要だ。それに私は”引退 “という言葉を口にしたことはない。きっと、私にとって興味深い新しい仕事があると思う」


マヌエル・ノイアー(代表主将):「強豪国を相手にして、準々決勝に進むための大きなチャンスがあった。にもかかわらずそれらを僕たちは活かすことができなかったよ。うまく打開できなかった。もしもヴェルナーが先制点を決めていたら、ミュラーが同点弾を決めていたら、そこで状況は好転していたかもしれない。でもイングランドが得点を決めた場面での貪欲さは、僕たちよりも上回るものだった。失望は大きい。イングランドを苦しめることが、とにかくできなかった。終了の笛の音がなった後、僕はセンターラインへと目をやり、そしてベンチへと目を向けた。これほどに素晴らしい人間であるレーヴ監督の姿をみて、僕はとても悲しい気持ちになったよ。また彼に感謝している選手たちは、引退している選手たちも含め数多くいる。素晴らしい一時代を形成した人物。それがこのような形で終わってしまったのは、明らかに残念なことだし、とても悲しいことだよ。


トニ・クロース(MF):「本当に、とても残念だ。決定力に欠けてしまっていたよ。そしてあの先制点を許したことで、一変してしまった。それまではしっかりとした戦いをみせていたとは思うけど。でも16強で敗退してしまえば、あれほど厳しいグループを勝ち抜けても失望は感じるものだよ」

カイ・ハヴェルツ(MF):「前半は互角に渡り合っていたと思う。イングランドは決して悪いチームなどではないんだ。ただもちろん16強で敗退してしまったことには失望している。とても辛い夜になってしまったね。」

トーマス・ミュラー(MF):「あの時、あの瞬間。本来あの瞬間を夢見て、サッカー選手として取り組み、練習して頑張っていくもの。自分の1人の力で苦境からチームを救い、このサッカー大国を熱狂させることができた、あの瞬間。それを実現できなかったと言うことは、これからもずっと僕の心を苦しめていくものだよ。全員の信頼を思うほどに。そして何よりも苦しい状況でも支え続けてくれたファンを思うと。本当にみなさんのサポートに感謝しています!」



ジョシュア・キミヒ(MF/DF)「悔しさは深く、すべてのことをきちんと消化するのは本当に難しい。常に優勝できると100%信じて戦ってきた。でも皆さんを誇りに感じてもらうようなことができず、とても残念に思っている。確かに大きなチャンスではあったけど、残念ながら掴み切ることができなかった。でも必ず戻ってくる。応援してくださって本当にありがとうございました。再び観客の前でプレーできたことは感無量だった。そしてレーヴ監督にも感謝しているよ。彼が作った一時代は、忘れることのできないものだ。彼がずっと僕を信頼してくれていたことに感謝している。自分たちの国のためにプレーするできることは、毎回とても光栄に思っているよ」


バスティアン・シュヴァインシュタイガー(元ドイツ代表主将):「個人的には、今日が最後の国際試合となるレーヴ監督のことを思ってしまう。彼はこのとてつもない時代を牽引してくれた。それが終焉を迎えてしまったことは残念だ。レーヴ監督にはありがとうの言葉を伝えたい。フメルスとミュラーについても、おそらくこれが最後の代表戦ということになるだろう。確かにドイツには才能をもった選手たちがいる、でもまた成熟した選手たちをピッチに立たせないと。つまりはピッチ上で何をしなければならないのかということを、非常に高いレベルで知り尽くしている選手たちを。そして本来のドイツらしさ、そういった戦い方がベースになっていかなくてはならない。」


ミヒャエル・バラック(元ドイツ代表主将):「ピリッとせず、力もない。打開策さえも見出せずに、不必要に引いてしまう。そんな前半の戦いぶりだったね。あまりにドイツ代表のプレーは物足りなく、イングランドにやりやすいようにプレーさせ、逆にミスに乗じることはできなかった。いったいなぜ、レーヴ監督があそこまで選手の交代枠を出し惜しみしていたのか、見当もつかない。」

フレディ・ボビッチ(ヘルタ取締役):「敗退は当然の結果だ。前に進もうという勇気がみられていない。リードを許した後も、あのワンチャンスを除いて何も起こらなかったではないか。あまりにも受け身だったね。今回のこのチャンスを逃してしまったことは、本当に残念でならないよ」

ケヴィン=プリンス・ボアテング(ヘルタMF):「あの2度のチャンスを逃した場面について居ても立っても居られなかった。あと今日みせていたディフェンスというのは、他の試合でもいえることだけど、ただ酷かったの一言だね」


シュテファン・クンツ(U21代表監督) : 「今日の試合では2つのチャンスを活かすことができなかった。それは確かな事実だよ。元ストライカーとしてはあまり黙ってはいられない。そしてポジショニングがあまりよくなかった。今回の3バックからは守備面の安定化、相手にチャンスを与えないという点で説得力のあるものではなかったと思う。3バックというのは彼らがPAにおいてライン上にプレーするということ。それが崩れるとうまくいかなくなってしまう。それが大会を通じて抱え続けてしまった守備面での問題となっていた。

 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報