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2021年07月02日

トニ・クロース、ドイツ代表からの引退を表明

Germany
.ドイツ代表
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 トニ・クロースにとっても先日のイングランド代表戦は、ドイツ代表としての最後の国際マッチとなった。これまでドイツ代表として106試合に出場してきた31歳のベテランMFは、金曜日に代表からの引退を正式に表明。「もう決断は下された。これを取り消すようなことはもうできない」と、ポッドキャスト『アインファハ・マル・ルッペン』の中で語っている。「家族を思っての決断であり、僕にとっても家族にとっても、これからもっと多くの時間を一緒に過ごしていくためのものだ。夫として、父親として、僕は頼ってもらえる存在でありたいと思う」

 2010年3月3日、当時バイヤー・レヴァークーゼンへレンタル移籍していたクロースは、ミュンヘンにてA代表デビューをアルゼンチン代表との親善試合で果たしており、当時20歳だったクロースはトーマス・ミュラーとの交代で投入されていた。ただその後クロースは、ワールドカップ、そしてユーロでもなかなか定位置確保とまではいかず、ついにそれを手にしたのが2014年のブラジルW杯。そこで世界の頂点へと立って以降、ここまでプレイメイカーとしてドイツを牽引する活躍をみせていた。

トニ・クロースのインスタグラムの投稿より

「106試合、僕はドイツ代表としてプレーしてきた。もうこれ以上のことはない。できればそれが109試合となってくれたらと思っていた。それによってさらに、ユーロというビッグタイトルを獲得することができていたら。今大会をもって代表を引退するという決断は、以前より下していたものだった。2022年のカタールW杯には参加しないということを。特にこれから僕はレアル・マドリードでのことに100%集中していきたいし、11年間の代表選手としての戦いから一息つきたいと思う。そして何より夫として、父親として、妻や3人の子供達の側にいたい。これほど長くこのユニフォームを着てプレーできたことは、大変な名誉。僕はこれに誇りと情熱をもってプレーしてきた。ファンの皆さん、これまでの応援や拍手を送ってくれたサポーターの皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。そして批判によって僕にさらなるモチベーションを高めてくれた人たちにも。最後にヨアヒム・レーヴ監督に心からの感謝の気持ちを伝えたい。代表選手にしてくれ、そして世界の頂点へと立たせてくれた。信頼を置いてくれた。そして僕たちは長きに渡り成功の歴史を記すことができた。本当に名誉なことでした。これからのドイツ代表の多幸と共に、ハンジ・フリック監督の成功を願っているよ。」
 


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