ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年07月23日

「メダルを絶対諦めない」ヘンリクス、前半は「冗談みたいに酷かった」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 東京五輪グループリーグ初戦、ブラジル代表戦は2−4と黒星スタートを喫する格好となったが、この試合で経験と冷静さ、そして創造性をもたらす事が期待されていたFW、マックス・クルーゼは孤立する場面が多く、まともボールにさえ触ることができなかった。ビルドアップでのミスが目立ち、長時間に渡ってアグレッシブかつ集中力をもったブラジルに苦しめられることになる。

 試合後、クルーゼは「僕たちは常に少し遅れていて、自分たちが思っていたようにはいかなかった」とコメント。「確かにポジティブなのは、後半になっても諦めることなく前に向かって、アクセルを踏み続けたこと。もちろん数的有利になったブラジルの動きが鈍くなったのもある。ただこれを土台にして、少しでもポジティブに考えていかないと」と前を向いた。

 特に序盤で体勢を決められないようにするためには、それも求められる条件の1つとなる。ただ日曜日の相手、サウジアラビアとの一戦は今回とは「異なる戦い」が予想され、高いポゼッション率が見込まれるところ。「ただ順位表をみれば、これが僕たちにとって決戦であることは明らかだよ」

 一方でベンヤミン・ヘンリクスも、辛い初戦での敗戦にも関わらず前向きさを強調しており、メダルの夢はもう尽きたのか?との問いに「絶対にそんなことはない!」と断言。しかしながらこの試合で見せた改善点を解消していかなくてはならないことも確かだ。

 「あまりにもドイツはスペースを許し、ブラジルがロングボールを供給するたびに、GKミュラーの前に相手選手が登場していた。このメンバーではまだ2回目の試合で準備不足で、自分の役割を見出さなくてはならなかったよ。それでも前半よりはよくなった。あれは冗談みたいなもんだったしね」
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報