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2021年08月21日

フリック独代表新監督「非常に大きなビッグクラブと交渉していた」

Germany
.ドイツ代表
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 来週にドイツ代表就任以来、初めての代表メンバーを招集することになる、ハンジ・フリック監督。ただバイエルンの指揮官を退任することが明らかになった際には、移籍市場から多くの需要が得られていた。

 南ドイツ新聞とのインタビューの中で、フリック監督は具体的な名前こそ明かさなかったものの、「非常に大きなビッグクラブと2回、首脳陣と直接ズームで話をしたんだ。それは非常に興味深いものだったね」とコメント。その話し合いは「完全にリスペクトされたもの」であったが、それでもフリック監督は、ドイツ代表監督就任という千載一遇のチャンスを逃したくはなかった。

 実際にドイツ代表監督への就任に対する反応は、それまで指揮をとってきたバイエルンをも大いに凌駕するものであり、欧州三冠達成した日と比較して「その時の私の携帯電話は、もう爆発していたよ」と振り返る。「1日に600件はメッセージが届いていた。もうクレイジーだよ。チャンピオンズリーグ優勝時の、2倍はいっていたね」

 そもそも前任者のレーヴ前監督と、フリック監督はどう違うのか?それは来週の代表メンバーの顔ぶれから垣間見えることになるだろうが、ただ明確なことは禁止事項は一切設けられていないということだ。「なぜ我々の力になってくれる可能性に、ノーという言葉を口にしなくてはならない理由があるだろう?」

 さらにフリック監督はレーヴ前監督と比較して、より存在感を示していきたいとも考えており、すでに最近では「何人かのリーグの監督とともに」ズームやフェイスタイムによるデジタルミーティングを実施したという。今後は選手にもそういった機会が設けられていくはずだ。

 また戦術面に関しては、今夏に開催されたユーロ2020から、フリック監督はある教訓をみてとっている。それは「準決勝に進出した4チームはいずれも、ボールを奪取してからさほど時間をおくことなく、即座にカウンターに移していたということだ」と説明。「うちもボール奪取はしていたがタイミングを逸する場面が見受けられており、そのあたりが1つの課題であることは間違いない」

 さっそくその最初の機会は9月最初の代表戦にて、9月2日にはザンクト・ガレンにてリヒテンシュタインと、3日後にはシュトゥットガルトにてアルメニア代表と、そして
9月8日にはレイキャビクにてアイスランド代表との、ワールドカップ予選3試合が控えている。
 


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