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2021年09月02日

クロップ監督、ドイツ代表のセンターフォワード不足を嘆く

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 ドイツ代表主将マヌエル・ノイアーは、2022年に開催されるワールドカップでの目標について、優勝することを目標として掲げているところ。ただ果たしてそれはどれほどに現実的なことなのか?FIFA年間最優秀監督賞を受賞している、リヴァプールFCユルゲン・クロップ監督は「もちろんドイツにも優勝の可能性はあるだろう」とコメント。だがそれと同時に「それは他国についても言えることだがね」と言葉を続けた。

 RTL/ntvとのインタビューの中で、同氏は「決して圧倒的な優勝候補として臨むことはないし、むしろそうなるならサプライズだと思うよ」とも強調。現実的にそういったチャンスを手にするためには、先日のユーロ2020で優勝を果たしたイタリア代表のように、「チームとして育んでいかなくてはならないものだ」と語る。イタリア代表における見晴らしは、「他国と比べて、青々としている」のだ。

 一方でドイツの見晴らしはいかがなものか?その穴埋めを行なっていくことは、決して容易なものではないだろう。例えば「イングランドには典型的なCFタイプが、少なくとも7人は挙げられる。だがなぜドイツにはそれがいないのだ」と疑問を呈したクロップ監督は、「どうにかしてそういう選手が現れてこないといけない。我々には数多くの選手がいるんだ」と強調。

 改めて「長い目でみたとき、センターフォワードがいた方が良いだろう」と述べているのだが、しかしながらフリック監督の初陣となる今晩のリヒテンシュタイン代表戦では、おそらくチェルシー所属のMFカイ・ハヴェルツが3トップの中央でプレーすることになるだろう。

フリック監督もワクチン接種キャンペーンに参加


 なおドイツサッカー連盟では、コロナの予防接種の重要性を訴えるため、キャンペーン『審判、もうイエローカードは持っているよ』と実施。その手には黄色の予防接種カードが持たれている。ズーレやダフードらも積極的に参加しているこのキャンペーンでは、最近再び増加傾向にあるコロナ感染状況に対して、ドイツの人口に対するワクチン接種率が達成されていない背景がある。

 さらにドイツサッカー連盟では、「チームとしてのみ、我々はコロナ禍を乗り越えられる。誰もが自分と仲間のために責任をもって取り組もう」とのフリック監督の言葉も引用された。「ワクチン接種はもっとも安全で、早く正常な状態に戻れる方法。共に歩みを進めていこう」
 


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